どうもリョウスケです
旅239日目
山口(千畳敷→道の駅北浦街道豊北)
天気 くもりはれ
昨日の夜は悲惨だった。
海の側にあるキャンプ場を利用したのだが
風があまりに強すぎた
テントを張るのに四苦八苦し
いつもなら5分もあれば慣れた手つきで組み上がるテントが
昨日の強風によって
30分は一人で頑張っていたように思う。
テントも張りづらいなら
コンロも火がつかない
着いても数秒後には消えている、、
いったいなんなんだ
風ッッ!!!
近くのおっちゃんも笑ってないで
手伝ってくれたらいいのに
組み立てて
ちょっと目を離すと吹き飛んで振り出しに。。
火を着けて
ちょっと気を抜いたらパッと消えて振り出しに。。
風の強い日にキャンプをするものじゃない
そんな大変な思いをした翌日は、
天気も晴れて風も止んでいい感じに次の目的地へ
元乃隅神社
海に面した綺麗な景色が拝める神社である。
この神社の見所は大きく二つ
一つは龍宮の潮吹きと呼ばれる現象で。
崖の裂け目にできた穴に
波が打ち寄せぶち当たることで潮を上方に打ち上げる光景が
龍が天に昇るようだと名付けられた。
ただ波が上に飛んでいくだけの現象に何を気取った
呼び方をしてんだと
期待せずに見ていると、
晴れて光が差し込んでいる時だけ
波の飛沫に綺麗な虹がかかるではないか!
とても綺麗で神秘的
夢中になって吹き上げるのを今か今かと待ち続け
打ち上がる度に
夢中でシャッターを連写したのは言うまでもない。
もう一つは曲りくねった坂道に100mは連なる鳥居である。
京都の伏見稲荷大社の千本鳥居を彷彿とさせる
長く連なった鳥居の間を
上へ上へと社を目指して歩いていく。
中から見た鳥居は綺麗なら
外側から見た鳥居も美しい
綺麗な赤い鳥居が一筆線を引いたように並ぶ様は
映え映えである。
映え映えという他ない。
これが世にはびこる映え映えであったのか!!
他にも狐の信仰がある神社は
至る所に狐の可愛らいしい石像があったり
顔出し看板があったり
大きな鳥居には
小銭を投げて上の箱に入れると長いが叶うという
フレンドパーク感強めなものまであって、
子どもも大人も構わず
小銭を上の箱に目掛けて投げている。
入らなければもう一回と
何度も何度もやる
側から見ると狂気じみている。
下にいる人に当たるかもしれないなどと
一切考えていない。
みんな一心不乱に投げている。
こういうとき、私があの下を潜ろうものなら
ほぼ確実に小銭が頭にぶち当たる、、
これは可能性ではなく運命だ
天橋立の展望台にあったかわらけ投げが
後ろにいた私にぶち当たったのだ
そんな私の頭に小銭が当たらないわけがない。
むしろ当たらない方がおかしい
だから私は鳥居の先がどうなっているのか気にはなったが
行かないことにした。
痛い思いはしたくないのだから仕方がない。。
龍宮の潮吹きは晴れ間がさしたときにだけ虹が架かる
それも一瞬の出来事で、
飛沫が消えれば虹も一緒に消えてしまう。
潮吹きもどのタイミングで打ち上がるか予想ができない
潮吹きがなるだけ高く打ち上がるタイミングで晴れ間が差して
私が上手にカメラを構えていれば、、
そんな一瞬しかないチャンスを掴めるほど
私には根気も情熱もなさそうである。
まずまず
10分は粘ったのにこの程度。。
つづく
リョウスケ
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