チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

オススメの上高地へ

 


どうもリョウスケです

 

 

 

旅175日目

長野(松本→上高地

天気  くもり雨

 

 

 

自転車でどこまで行くかが問題だった。

上高地に行くにはある地点からは車両規制が入り、

車でも途中でバスに乗り換える必要がある。

当然、自転車でも通ることができず

どこかからはバスに乗らねばならない。

そのどこかが重要である。

 


車で行ける最終地点まで行くのか

電車で行ける最終地点まで行くのか

それとも、もう自転車は使わず松本からバスに乗るのも

一つである。

 


バスに乗る距離が長くなればなるほど

もちろん乗車料が高くなる。

お金のことを言うなら車で行ける所まで

自転車で走ればいい。

ところが問題があるとするならその道のりで

岐阜まで続く急な山道を果てしなく登る必要があった。

 


電車で行ける最終地点である新島々駅までは、

さほど登る必要がない。

バスの料金で言うと、1400円の違いだった

 


1400円、、、

 


これが私を悩ませる。

少しでも安くする為に自分の体力と時間を使うだけで

済むのなら、

私は山道をひたすら登るだろう。

でも1400円とは微妙な、、

高いといえば高い

だがここからまだ20キロ走るとして

ずっと山道が続くのであれば、間違いなく3時間はかかる

 


こういう時、私の脳内ではある事象と比べることで

合理化が行われている。

例えば、いつもお風呂に入る回数を、

先週はほとんど入っていないから1400円は得しているはずだ

とか、

この前食べようとして我慢したご当地グルメ

千円ぐらいで、

食べたと過程すれば同じだけの出費である

とか、、

起こらなかった事象に対して無理矢理関係を持たせることで

合理化を測り

都合よく物事を楽な方に持っていくのである。

 


そんなわけだから、

今回は無理しない程度に新島々駅まで進み

そこからバスに乗ることにした。

 


1400円、、うん、必要出費と捉えよう!

 

 

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上高地、、標高1500m

山岳景勝地として長野でも人気の観光地である。

手付かずの大自然がそのまま残る地域で

車による排気ガスの影響を懸念して

何年も前からマイカーによる交通機関がなされているため

訪れるにはシャトルバスを利用しなければならない。

そのため荷物は背負える程度の物しか持ってくることができないため

大きな鞄を背負ってくる客を多く見かける。

 


私も例外ではなく、

上高地ではキャンプもできると聞いたので

テント用具、寝袋、マットを両手いっぱいに担ぎ

ぱんぱんになった鞄を背負って

バスに乗り込んだ。

 


着いてまず始めに行うことは、

キャンプ場に行きテントを張らなければならない。

両手いっぱいの荷物は

少しバランスを崩すと雪崩れ込むように落ちしてしまいそうで

早く荷物を下ろさないことには

何もできそうになかった。

途中にある「河童橋」と呼ばれる観光名所も、

写真を撮りたいのを我慢して

キャンプ場に急ぐ。

 


さすが観光名所である。

もっと落ち着いた場所をイメージしていたのに

周りはテーマパークかのように

人、人、人、

普段からそうなのか

単純に週末だから人が多いのか。

 


普段誰もいないところにひっそりとテントを

遠慮がちに張っているからか

周りにテントが密集するキャンプ場でテントを張るのは

かなり久しぶり過ぎて緊張する。

 

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張ってから気付いたのがペグを忘れたこと。。

風がない今日は問題ないにしても、

どことなく空気の萎んだ風船のようでカッコ悪くて恥ずかしい

しかも、明らかに周りに比べ

使用頻度の多いテントにも関わらず

素人のようなミスである。

 


恥ずかしいが仕方あるまい。

取りに戻るわけにもいかないのだから、、

 

 

 

テントを張ったら少し上高地を散歩して回ることにした。

 


さっき素通りした河童橋

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梓川

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この川に沿って、北から南に10キロほどが上高地と呼ばれており

ずっと遊歩道が続いている。

 


田代湿原

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田代池

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焼岳

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大正池

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間違いなく綺麗な景色がこれでもかと現れる

とくに青みがかった川はどこまで進んでも美しく

飽きさせることがない。

大きな山のある風景は圧倒するばかり。

少し残念なのは天気で

雲がかった空に山が半分隠れていたり

鈍色になった空の背景がどこか物足りなさを感じる。

明日になったら晴れてくれると嬉しいが、、、

 

 

 

萎んだ風船に戻る。

夜は割と強めの雨が降った

からっと晴れた青空を見ること、

それが一番の願いである。

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                                つづく

リョウスケ

 

 

《ギャラリー集》

 

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雪達磨マン!!


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鳩ってこんな逃げへんもん!?


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こんな道が続く


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よく見ると綿毛のような物が飛んでいる


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水蒸気


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