チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

この地域では神在月と呼ぶらしい

 


どうもリョウスケです

 

 

 

旅229日目

島根(玉造温泉→出雲)

天気  晴れ  雨風

 

 

 

10月は旧暦で神無月と呼ばれるが、

出雲大社では神在月と呼ばれ

全国にいる神さまが出雲に集まる月とされている。

そんな10月に図らずして入ってから

訪れたことに

些か運命のようなものを抱きつつ

出雲大社へとお参りに行く。

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とにかく大きな境内を歩いていると

自然と心が浄化されていくような気持ちになるから不思議だ。

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奥からパワーのようなものが送られてくるような、、

これは例の「国宝と呼ばれるから」現象に近い

のかもしれない。

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ビンビンと流れ込んでくるパワーを全身で浴びつつ、

鳥居を潜った。

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もしかしたら全国でも一番有名な神社と言えるだろう出雲大社は、

昨日の八重垣神社同様に、縁結びの神さまが祀られている。

神無月に神さまが全国から集結し

出雲大社で何をしているかというと、

人と人との縁を相談して決めているらしい。。

そんなにして

全国からわざわざ島根にまでやってきてまで

他人の縁を決めたがるのだがら

神さまもどこかお節介な近所に住むおばちゃんみたい

だなと微笑ましくもあり、

これは好機!!と

縁をお願いしてみるのも悪くない。

 


大きな鳥居をくぐり

大きな境内を目の前にする。

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平日の朝でも人が絶えない出雲大社には

ツアーで訪れる人も多いようで

旗をなびかせ歩く女性の後を着いてまわる観光客に

添乗員さんのよく通る声で

出雲大社の歴史や見どころが聞こえてくる。

 


聞いていて驚いたのが、

参拝の仕方が出雲大社は他の神社と少し違うらしく、

通常二礼二拍手一礼が一般的で

それこそ神社に訪れる度に、何十回、何百回と行ってきたわけだが

これが出雲大社では

二礼四拍手一礼になるらしい。。

へえ〜

知らなかったし、危なかった、、

もし知らずにいつものやり方でやっていたら

私の願いは書類選考で落とされていたかもしれない。

いつもお参りには気合を入れて行うが、

10月の出雲大社に来たからには

いつもの5倍増しにお願いしようじゃないか!

財布を開くと五円玉が無かったからという訳ではないのだが

いつもより奮発し

50円玉を取り出して賽銭箱に入れる。

二礼し

パン、パン、パン、パン!!

いつもより気合というか念のようなものを

殊更に念じ、

いつもより時間を掛ける。

後ろがつっかえていることなど

気にしてはいけない。

私の人生がかかっているかもしれないのだ!

 


ちなみに私は特別神さまという存在を信じているわけではないのだが

努力が苦手な私は、とにかく神さまだろうが何だろうが、あやかれる物にはあやかりたいという他人任せな腐った根性を、著しく拗らせている。

楽して願いを叶えたい。。

そもそも神頼みに全力を注ぐやつの夢など、

叶うわけがない。。。

 

 

 

出雲歴史博物館

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お社の近くには博物館がある。

ここには出雲大社に関わる物が展示されていたり

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出雲の歴史を、

縄文時代から学ぶことができる。

シアタールームでは古事記などの伝承をドラマにして分かりやすく描かれ、

何年か前に地中から見つかった

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柱から想定される本堂の模型はいろんな論説があって

ロマンを感じさせる。

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展示コーナーにも所々にモニターがあり

それぞれの展示物の説明や

歴史などを

一つ一つ工夫して映像で紹介されていて

とてもわかりやすかった。

 

 

 

とにかく映像を観てわかったことは、

スサノオノミコトの振り幅の広さ半端なさすぎ!!

ときに悪者であったり

ときに英雄になったり

ときにめんどくさい親父になったり

いったいこいつは何様なんだ!

そうか、

神様であったのだった。。

 

 

 

 


                                          つづく

リョウスケ

 

 

《ギャラリー集》

 

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3本の太い柱を一括りにして

巨大な柱を立てていた。

それを表したマークだったことに後で気付く


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本堂に向ってお祈りをするウサギ


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ハートを持つウサギ


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めちゃくちゃいるウサギ


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かわいいウサギ


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博物館に展示されていた本物の海苔


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歌舞伎の創始者である出雲阿国


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旧大社駅

今は使われていない


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お湯だけで作れる米

公園で出会ったおじさんから貰った。

本当に作れて感動したけど

味は、、うーん。。