どうもリョウスケです
旅174日目
長野(公園→松本市)
天気 はれ
だいたいの物事は
期待し過ぎるとがっかりする。
映画でも
小説でも
テーマパークでも
観光地でも
前評判が良ければ良いほど
自然と期待値は高まってしまい
結果、、
あれ、なんだこの程度かと
過度な期待を上回ることがないまま
ガッカリとしてしまう。
逆に、初めからダメだと思っているものは
期待値が低いものだから
あれ、意外といいぞ、、と思えるものである。
でもこればかりは自分でコントロールするものではないので
無意識に高まる期待は抑えるのは難しい。
過去の原作物がヒットした映画が失敗しやすいのも
これが原因だと思われる。
もし映画オリジナルだったら成功していたかもしれないのに
原作の出来がいいばかりに
人は自ずと期待し過ぎてしまい。
そして、失敗。。
この縮図はなかなか変えられない。
私にとって
それが一番心配していた事だった。
松本城は私にとって
100名城でもっとも行きたいお城である。
世界遺産でもある姫路城は、まだ旅では訪れていないが
何年も前に家族では行ったことがある。
松本城はまだ行くのが初めてで、
国宝で、かなり有名で、
尚且つ写真で見る松本城は
景観が美しく
一度でいいから生で見てみたいと
ずっと熱望していた。
だがそれだけにこれは非常に危険だ。
期待し過ぎている。
こんなに期待してはガッカリする伏線でしかない
行きたいような
行きたくないような
複雑な思いを抱きつつ
松本城のある公園へたどり着く
この後に及んでもまだ
見たいような
見たくないような
複雑な気持ちを抱えつつ
ドキドキしながら
公園を進んでいくと
木々を抜けた先に、
堀を挟んで巨大な黒いお城が悠然と立っていた。。
まず抱いた感情はとてもシンプルで、
「かっこいいーーー」
どっしり構えた力士のように
重厚でいて
少し古びた感じが
仙人のような風格を漂わせている。
お城の構えは
私の個人的な感覚でいうと
完璧でいて
高さ、幅、大きさ、色合い、形
石垣、水堀
どれを取っても美しい!
言うまでもなく写真を何枚も何枚も
正面から、斜めから、下から見上げるように、
遠くから、自転車を入れて、
柳をアクセントに、
晴れ間が指すのを待って、、
はあ、美しい!!!
城を見てこんなに興奮したことはない。
なんて美しい城なのか
松本城は中も見学することができる。
6階建のお城は見た目だけでなく中も大きくて広い
戦国時代の真っ只中に築城された松本城は
戦うお城としての要素が強く
壁が頑丈に作られていたり、鉄砲を打つ穴が
無数に空いていたり
様々な工夫がなされていたりする。
外観も素晴らしいなら
中も非常に素晴らしく
これだけ天守閣だけで見応えがある
お城も珍しいと感じる。
期待し過ぎ?
とんでもない。
むしろもっと期待してもお釣りがくる
間違いなく私にとって
松本城とは、、
いままで周った数あるお城の中でも
現在のところベスト オブ ジョー!(城)
と言っていいだろう。
つづく
リョウスケ
《ギャラリー集》
うつくしい、、