チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

散々見飽きた雪でも、予想外の場所で出会うとびっくりする

 

 

 

どうもリョウスケです

 

 


旅126日目

青森(青森市十和田市

天気  曇り

 

 


峠道を超える

 

 

青森市を出て

まず行きたかった場所

それは、十和田湖から流れ出る水によって形成された

奥入瀬渓流ーーー

自然や景観が美しいと聞き

北海道に渡る以前から

どうしても行きたいと望んでいた場所である。

 


青森市から奥入瀬渓流まで行くとなると

八甲田山の麓を通過する必要があり

それが結構長い山道である。

坂道はうんざり、、だが諦めるほど嫌ではない

これまでどれほど多くの山を越えてきたか

蓄積された経験は、

車が走れるなら行けるだろうと

背中を押す。

のんびりマイペースに、を合言葉に気持ちは固まっていた。

 

 

 

朝から気合いを入れ、何十キロと続く長い峠道を

ひたすら走り続ける。

幸い、今日の天気は曇り。日差しがない分

暑くないのが有難い

 


途中、「雪中行軍遭難記念像」というものを見つけた。

昔、この辺りの山岳地帯は世界から見ても遭難犠牲者の多い地域として知られており

ここで演習を行なっていた兵隊さんが何人も犠牲になっているそうで

その事実を後世に伝える目的で作られた銅像である。

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想像以上に立派な銅像

説明書きには結構有名な彫刻家の人が作ったらしく

その人の作品の中でも代表的な作品となっており、日本有数の傑作群に数えられているとかいないとか。。

とにかくすごいらしい

 

 

 

その後も走り続けた。

疲れたら休憩

また走る

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今日は奥入瀬渓流に最も近い道の駅まで行こうと決めている

 

 

何時間かかるか予想ができない

とにかくがむしゃらに前に前にとペダルを踏み込む

 

 

私だけだろうか、、
疲れがピークに達すると集中力が増すらしい

 


そうなってしまえば

あとは無心だ

 


視覚も時間も記憶も

意識の中には確実にあるのに

どこか遠い。。ふと我に返ったときに

数秒前のことが思い出せない

そんな感覚

 


そうなれば何時間漕いでいても気にならない

 

 

よっぽど限界を感じない限り

どこまでも、、

どこまでも、、

 

 

ふと気がつくと

夕方ぐらいに着けば丁度いいなあと思っていたのに

昼の2時ごろに目的地に到着してしまった。

 


どう考えても早すぎる、、

 


少し朝から気合いを入れすぎたか

無心で走り過ぎたか

 

うーん。

 

かといって、

奥入瀬渓流に行くには遅い

 


天気も、明日の方が晴れると聞いている。

 

 

周りにはコンビニとホームセンターが一軒ずつあるだけで

あとは、、何も、、何もない

 

 

。。。

 

 

 

。。。(°_°)

 

 

 

今日は、

もうやめよう。

 


自分に甘い私は、

今日という日をあとは無駄に過ごすことにした

 

 

 

 

 

明日、奥入瀬渓流に行く。

 

 

 

 

 

 

                                      つづく

リョウスケ

 

 

 

 

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雪がまだある景色


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これでお茶作るなんて最強かよ


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