チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

北海道一周!!

どうもリョウスケです

 


旅120日目

北海道(福島町→函館市)

天気 晴れ 曇り

 

 

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函館にたどり着いた。

北海道一周

実に2ヶ月もの旅になった

青森の大間を出たのが8月中旬

まだ世間では40度近い異常な気温が命に関わる事故を巻き起こしており

熱中症対策を訴えかけるニュースが連日飛び交っていたのだが

北海道は、さすが北国ともあって、8月の中頃において既に少し肌寒い風が吹き、半袖では過ごせない気候であった。

あれから2ヶ月。。

青々と茂る木々はすっかり秋じみて色付き

肌寒い空気の中にも、

夏のそれとは違う澄んだ空気が鼻の奥をくすぐってくる。

半袖に薄手の上着を一枚羽織っていただけの服装は、いつのまにやら

晴天降雨関係なくカッパが手放せなくなり

いつぞや買ったユニクロの極暖ヒートテックは命よりも大事な

私の体の一部となっている。

 


長かった。

予想以上に時間がかかったのは言うまでもなく、当初の目論見ではひと月はかかるかもしれないなと

その程度にしか考えてはおらず

その倍の期間を擁したことには素直に驚いている。

のんびりとし過ぎた、、

が原因の一つなのだろうと思うが

改めて北海道旅を振り返ってみても、この程度の期間は必要だったように思えてならない。

行きたいところに行き

見たいものを見て

効率よく走りたい道を走った

時に身体を休める日も必要で、それを差し引いても

無駄な日があったとは思えない。

自分に極暖ならぬ極甘な私には多少盲目的に都合よく捉えていても不思議はないが

割と満足できたのだからそれが一番だと言わせて欲しい。

心残りがあるとするのらば「ザ・食!!」に関しては未練アリアリで、

飯がべらぼうに美味い北海道にいて

パンorカップ麺の選択肢を連日繰り返したことは非常に無念でならない。

財布の紐と相談しながらの旅は、やはり欲望のままには生きてはいけない

何かを妥協する選択を迫られる度に私は「食」を泣く泣く切り捨ててきた。

他の事にお金が必要ならばそうするしかなかったのだ。

私がこの旅で学んだ一つに、食べたいという欲求は所詮生理現象の一つに過ぎず

何か別の物で無理矢理にでも満たしてしまえば、さほど気にならないことがわかった。

三千円の海鮮丼を我慢して100円のパンを3個腹に詰め込めば

それで欲求は満たされる。

あとに残る虚無感は都合のいい理屈で納得するしかない。

いまは我慢だ!!

もし私が金持ちにでもなったら

メインを食にシフト変えした北海道旅行にでも出掛けよう。

キャンピングカーなど乗り回して

高いカニやウニやイクラをたらふく食べ尽くしてやろうではないか

一つ夢が広がった気がする。

 

 

 


函館にたどり着いたら

北海道旅はこれで終了となる。

本来なら

これからまた青森に戻り旅の続きをと行きたいところだが、、

 


昨日公園で寝た。

今日も公園で寝た。

道の駅でも寝るし

たまにキャンプ場にも泊まる

 


テントを張って、あるいは公園のベンチで寝袋に包まって

 


これが私の旅のスタイルなので仕方がないが

とても寒い。

服を何枚着込んでも

頭まで寝袋に包まっても

夜になると寒くて寒くて耐えられない。

朝が待ち遠しく、

夜が明けると心底ホッとする。

雪もいつ降るかわからない

いまの装備ではやがて近いうちに限界がくるだろう。

あんなにすれ違った同志たちとも

暫く会わなくなった。

もしかしたらいま北海道を旅しているのは私だけかもしれない。。

そう思うぐらいに出会わない

もうそんな時期だということだろうか

 


函館で少しのんびりとして

先のことを考えようと思う

 


リョウスケ

 

 

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青函トンネルに入っていく新幹線

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青函トンネルから出てきた新幹線