チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

登山再び

どうもリョウスケです

 


旅108日目

北海道(層雲峡→旭川)

天気 曇り

 


旭川から層雲峡まで60キロほどしか離れていないのだが

ここの寒さは尋常じゃない。

スマフォの天気で調べたら最高気温が一桁代

最低気温がまさかの2度、、

寒すぎる。

雪が降るのも他の地域に比べてうんと早く

10月には毎年降るそうで

その雪もなかなか溶けることがない。

層雲峡にある黒岳には小さなスキー場があり

営業期間が11月の上旬から

終わりが6月の上旬までやっているそうだ。

 


まず朝一番に訪れたのが二つの滝

名前がカッコよく

一つが「流星の滝」といい、もう一つが「銀河の滝」という

なんとも洒落た名前を付けてやがる。

二つの滝は大きな岩を挟んで隣あって流れているが、

下からでは同時に見ることは難しい。

双瀑台と呼ばれる二つの滝の正面にあたる山を20分ほど登った所にある

展望台からなら同時に見ることができる。

20分の山道は思ったよりもしんどかったが

登った先にある二本の滝は美しい

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何をもって流星だとか銀河だとか星に因んだ名前を付けたのか

真っ直ぐ垂直に流れ落ちる流星の滝

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方や湾曲しながら下まで落ちる銀河の滝

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なんとなくだが、名付けた人間はただただ洒落た名前を付けた自分に酔っていた訳ではなさそうである。

 

 


層雲峡温泉の正面に聳える黒岳

大雪山の一つであり

美しい紅葉が有名である。

ロープウェイが伸びており5合目まで行くことができる。

そこから見える景色はまるで絨毯を広げたように、辺りの山々が見渡す限り色とりどりに広がっている

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5合目からはリフトがあり、そこからさらに7合目まで登れる

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7合目からは頂上まで登山ができる。

登山をするべきかどうか

看板には7合目から登るなら頂上まで1時間20分ほどで登れるらしい

利尻山の6時間と比べたら大したことない。

まあ、せっかくここまで来たのだし

登ってみることにした。

 


それにしても、登山に対するハードルが下がりつつあるな

良い事なのかこれは。。

 


ここでも登山申込書に名前と住所  緊急連絡先を記入

下山したら隣に下山時刻を記入する。

 


登山とはいえ黒岳の登山道は木で出来た階段がずっと続いているので

わりかし登りやすい。

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7合目から8合目、9合目、常に景色が開けており、晴れていたら紅葉で美しい山々を眺めながら登山ができる。

生憎今日は雲がかかったりかからなかったり

数十分に一回のペースで晴れ

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暫くするとまた雲が視界を遮る

その繰り返し。

 


筋肉痛から完全に復活した足は割と調子良く

ほぼ休憩も挟むことなく上まで登っていく

1時間後、ようやく頂上に到達した!

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霧で何も見えなかったが

晴れるまで待つこと30分ほどで

ようやく視界ぎ開けた。

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色付いた大雪山の山々の姿は爽快である

一つ心残りといえば

視界が開けたところで空を雲が覆っていることに変わりがなく

青い空も太陽の光もないせいか

どことなく暗く淀んだ雰囲気があることは残念でしかたない。

もしこれでスカッと晴れていたら

この35.8倍は美しかったことだろう。。

 


帰りもリフトとロープウェイを使って下まで降りた。

本格的な登山者は当然下から歩いて登る

私はそんな登山者にはなれない。

文明の利器があるならそれを活用するまでだ

どんな方法を使っても

頂上は頂上なのだから。。(´-ω-`)

 


リョウスケ

 

 

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シマリス。頂上にめっちゃいる
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大雪山をさらに先に進むこともできる
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石室という山小屋みたいな石造りの建物があった。ちょっと基地みたいで興奮
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