チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

利尻島へ海を渡る

どうもリョウスケです

 


旅100日目  大台!!

北海道(稚内利尻島)

天気 晴れ

 


稚内から利尻島

前日とは打って変わって早朝も早くにキャンプ場を出る。

昨日誰もいなかったキャンプ場にはまだたくさんのテントがあって、

むしろ今日は一番ではないだろうか。

中間はないのか、、

 

 

 

1日に利尻島行きのフェリーは3本しか出ておらず、朝を逃すと昼前になってしまう

どうしても朝一番のに乗りたかった。

 


フェリー乗り場で切符を買い、

いざフェリーへ!

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利尻島までは稚内から数十キロしか離れていないので

1時間半もあれば着く

短い船旅だからと余裕をこいて乗船早々にカレーパンを食べたのがいけなかった、、

運が悪かったのか

この航路はいつもそうなのか

やたらに高い波が船をぐらんぐらんに揺らす

横揺れ縦揺れ

最初はテンション上がって写真などを撮っていたのに

30分もすれば頭を抱えて俯いていた。

気持ちが悪い。酔った、、

それからはひたすら酔いに耐える1時間

すぐ着くものと思っていたのに

なかなかたどり着かない

トイレに二回ほど駆け込んだところで

ようやく利尻島に到着した。

あれ、これ帰りもなのか、、と考えるとゾッとする。

瞬間移動を覚えたい

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波の飛沫で虹ができた瞬間。この時はまだ大丈夫だった

 

 

利尻島

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まん丸い島の形と、中央に大きくそびえる利尻富士が特徴的。海沿いを山を囲むように国道が伸びており

ところどころに町が点在している。

利尻昆布は全国的にも有名で、それと同じぐらいウニも有名である。

是非とも食べてみたいがなかなかの高級品で

手が出にくい。

時期も8月が旬である。

でも食べたい!、、でも、、考えよう

 

 

 

今日は利尻島を自転車で一周しようと思う

一周だいたい50数キロほどで

充分に一日で走りきれる距離である。

右回りか左回りか

どちらでもいいので風向きが追い風になってくれそうな右回りで走ることにした。

 

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いざ出発!!

天気はとにかく快晴

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景色は抜群に良い

最っ高である。

 


しばらく走ると姫沼と書かれた看板があったので、そちらに行く

かなりの激坂を2キロほど走ると辿り着いた

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大きな沼があり、条件が良いと利尻富士が逆さに見えるそうだが

天気は良いが風があるせいか水面に何も写っていなかった。

だが湖の向こう側に見える利尻山はとても美しい。

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沼を歩いて一周することもできる

 


真ん中にそびえる利尻富士利尻島にいる限り何処からでも臨むことができる。

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こんなんや
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こんなのや
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こんな感じの
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こんなの

とにかくキレイに見える度に写真を撮ってみた

場所によっては近くの礼文島も間近に見ることができる。


右手に利尻山

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左手には礼文島

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なんて風景が見えるポイントもあった。

 

 

 

途中、白い恋人の丘というのがあった。

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白い恋人とは北海道土産の大定番になっているお菓子である。

近年ではほにゃららの恋人と名を打ってご当地お菓子めいた物も販売されているのをよく見かける。

その白い恋人のパッケージにデザインされている山こそ、利尻山であり

そのデザインされた利尻山の角度に最も近いとされているのが

ここ白い恋人の丘から見える利尻山らしい

 


話によれば、この丘でプロポーズをしたカップルには「プロポーズ証明書」なるものが貰えるそうな、、

だがそれは正直なんとも微妙な話である。

それ目当てでプロポーズするのも何か違うし

丘に行くと分かるが

それがデカデカと看板に書かれていて

その前でプロポーズする奴がどこにいると言うのだろう。

もう少し考えた方がいいような気がする。

景色は美しくはあるが、、

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例の看板

 


ここを過ぎた辺りから急に風が前からやってきて、漕ぐのがしんどくなった。

それもそのはず

利尻島は丸いのである。

最初追い風であっても、どこからか向かい風に変わる。

最初が楽か辛いかの違いだった

そりゃそうだー

と叫びながら必死でペダルを漕ぐ。

 


必死で漕ぎながら

さらに進むと北の厳島神社という海に突き出た祠があり

ちょっとお参り

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その隣には寝グマの岩なる岩がある。

上から見下ろすと寝グマに見えるとのことで

見下ろしてみた

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うーん。見えなくはない

これどう見ても熊が寝てるように見えるよね

ね!  ねっ!!

とゴリ押しされて

何とか頷く程度ではあるが

見えなくはない。

 


そのさらに隣には人面岩というものがあった

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これは見えない。

そもそもどうやって見るかも分からない

むしろこれを人面岩だと言い放った先人に喝を入れたいぐらいである。

 

 

 

そんなこんなで夕方頃もとの場所に戻ってくることができた。

正直私のイメージの利尻島はもっと小さくコンパクトで

人も少なくほとんどお店もない物と思っていたが

一周50数キロと割と大きく

町にはしっかり民家があり、小学校から高校まであり

店もドラッグストアやホームセンター

コンビニも数件あった

どこか失礼ながらちょっと舐めてたよ利尻島

めちゃくちゃいいよ利尻島

 


そしてとにかくあの山の存在感が半端ない。

これはもう利尻島に来たからには

行くしかない

あれを行かずして島を満喫したと言えるだろうか、、

今日は早めに就寝しようと思う。

 


リョウスケ

 

 

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フクロウとキツツキ
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矛盾する二つの張り紙。いるのかいないのか

それによって話が変わってくる
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かわいい自販機を発見した。頭に灯台乗っけてやがるよ

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パピプペポで始まる言葉は大抵かわいい