どうもリョウスケです
旅84日目
北海道(根室→納沙布岬→チャシ跡群→道の駅 スワン44ねむろ)
天気 晴れ
日本最東端に到達!!
これで
目標だった本土四極の最初の一歩目にたどり着いた事になる。
根室市街から20キロほど先にある。
この辺りは何もない原っぱばかりが見渡せるのどかな風景が続く。
農場もない、牧場がちらほらある程度で
小さな集落が少しあるが
小学校などの施設がほとんど廃校になっている所からも、
住んでいる人が少ないのがわかる。
ただ景色は抜群にいい
緩やかな丘が何重にも続いていて自転車走行では多少疲れてしまうのは否めないが
だからかその波打った大地と見渡す限りの草原地帯が一面に見渡せる景色は
北海道の中でも特にのどかな風景を作り出しており、
何もないという美しさがあるのだなと気付かされる。
この辺りでは北方領土返還への訴えも強く
胸を打たれるものがあった。
恥ずかしながら情け無い話で申し訳ないが
無知故に北方領土についての知識が乏しく
解らない事だらけで
返還したら日本の形が変わるのかなあとか、、
漁が出来る範囲が広がるのかなあ
とか、、
その程度の認識しかなかった。
近くには
北方領土について学べる施設があり
歴史的背景や訴え続ける理由
元島民の思いや願いを知ることができ
学がない事を反省した。
威圧的なその言い方に戦々恐々としていたのだけれど、
その言葉の真意を知れたことで
もっと日本人みんなが声を上げて訴えていかなければならない問題なんだと認識した。
平和な解決が望まれる。
理不尽は許してはいけないーーー
100名城 根室半島チャシ跡群
チャシ跡とはアイヌの砦や祭壇があった場所の事である。
北海道の至る所にチャシ跡はあるが
ここ根室半島のチャシ跡は残っていた状態が良いことと、
歴史的事件、アイヌと和人による争いの舞台にもなったことで
この一帯のチャシ跡群が選ばれている。
とはいえ特に何かがあるわけではない。
海岸に面した崖っぷちの先端の開けた部分に看板が立ててある程度で
素人目からは当時の名残を確認するのは難しい。言われてみれば土塁や堀に見えなくもないが、でもやっぱりそこは小さな丘であり野原であり崖である。
ただそこから見渡せる景色は綺麗で風も心地よく、つい長居してしまう魅力はあった。
最近出会いが嬉しい。
今日もキャンピングカーで旅をするご夫婦に
とても優しくしてもらった。
気にかけてくれ、助言をくれ、ここに行くと良いと情報もくれる
同じ旅をする人から地元の人まで
よく話しかけて貰える。
人との関わりは正直に言うと苦手な方だけれど、
そういう出会いが嬉しい、楽しい、と思える自分を発見した。
新しい自分を知れる旅にもなってる
自分探しの旅だなんて偉そうなことは言いたくないけど
知らない自分を知れる良いきっかけにはなってるのかな
まだまだ旅は続くよ。。
リョウスケ
日本の一番最東端にある自転車になった
今日も見つけた。意外といるんだね
飛び立つ所は初めてみたのと、鳴き声も初めて聞いた。唇を震わせて音を出すような感じに似ている。ちょっと練習中