どうもリョウスケです
旅63日目
青森(むつ市→恐山→大間)
天気 曇りときどき雨
大間に直接向かうつもりだったのを
急遽道の半ばで方向を変え
恐山へと寄り道をする。
そんなことをしたものだから
道はガタガタごとごとの砂利道が続く山道を走る羽目になり
車はおろか、人の気配さえ感じられない道を10キロもたどることに
右手には鬱蒼とする森が広がり左手には渓流が流れている
熊が茂みから突然現れても
この状況ならばむしろ自然の光景に映ったかもしれない。
幸い熊もシカも狐でさえ現れなかったので
獣ではなく孤独との戦いだけで済んだ。
入口近辺で真っ先にソフトバンクが脱落。。
恐山は日本三大霊場の一つに数えられる活火山である。
死者の供養の場として知られ
入り口には三途の川があり
真ん中にある丸い大きな湖からは地獄の窯のようにボコボコと気泡があがる
湖の側には菩提寺があり、そのまわりには
お地蔵様がいくつも置かれていたり、
地獄と名のつく岩からは湯気が立ち上っていてまさに地獄の風景。
至るところから硫黄の香りを放っていて
中に温泉があるのには驚いた
なかなか見応えのある風景が広がっていて
全てを見て回るのにも1時間近くかかる
ここに来ると死者に会えるという
幽霊は信じない
が、なかなか普段日常では見られない風景が広がる非現実的なこの場所では
それも信じたくなるような気持ちにさせるのもよくわかる。
まあ実際に現れたら嫌なのでそこはちょっと勘弁してほしい
幽霊だなんて、、怖いじゃないか!
#実は怖がり
そして恐山を出て数時間後
遂に遂に本州最北端の地、
大間に到着!!
ここまで長かったが
なんとかたどり着くことができた。
先端の大間崎からは函館がうっすらと見えていて、意外と近いことに驚く。
ここから毎日函館行きのフェリーが出ているので、それに乗りいよいよ明日北海道へと
向かう。
本当に長かったな。。しみじみ
北海道はどう巡ろうか。
最後に、
ある旅する若者が2人
恐山にて休憩所を管理するおじさんにこっぴどく怒られていた。
その原因は、
大きな荷物を休憩所の入口手前に無断で放置し数時間その場を離れていたが為で
若者がなぜそこに荷物を放置したのかはわからないが、
私が訪れた時には既に置いてあり
確かに邪魔で常識外れの行為でしかなかった。
とても心に刺さったのがその管理人のおじさんの言葉で
「人に迷惑をかけるような旅をするな!!」というのが印象的で
確かにそれは旅する上で心掛けなければいけないマナーであり
郷に入れば郷に従うべきある
よく地元の人に話しかけられた際に
滋賀から来たと言うと すごいなぁ と言って貰えるのだが
そんなことはまっく何一つすごくないと私は思っている。時間と気力さえかければ誰にでもできることであり
それを偉そうに旅してんだぞ凄いだろ!!
とデカデカとアピールして回る気はなく
ひっそり謙虚に
そしてある程度の礼儀を持って旅というのはするべきだと思う。
だからおじさんの言うことは正しい
人に迷惑をかけてまで旅なんてするもんじゃない
おじさんの言葉をしっかり胸に刻み込んで
今後も旅を続けよう。。
ま、正直怒られたくないというのも
少なからずありますけどね、、へへo(^o^)o
リョウスケ
奪衣婆と懸衣翁
血の池地獄て怖すぎひん?
意外と北京ぐらいまでならチャリで行けそう
向こうから道沿いに近付いてきた
たぶんタヌキかな?