チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

ちょっと地獄へ行ってきた

 


どうもリョウスケです

 

 

 

旅121日目

北海道(苫小牧→登別温泉→室蘭)

天気  晴れ

 

 

 

さっそく地獄に行ってみた。

 


苫小牧から函館までの区間、およそ200キロちょい

その途中に登別温泉があるのは知っていた。

この区間を走るのは3回目になるのだが

そこに行ったことは一度もない。

行かなかった理由は、観光地というよりは

温泉施設が寄り添うリゾート地のイメージが強く

ホテルに泊まらない私は

いままで行く必要性を感じなかった。

 


ところが調べてみると

地獄がどうだの

意外と安く入れる日帰り温泉施設があるだの

クマ牧場が、、(これは行かなかった)

なんだか楽しそう。

距離的に旅再開1日目から観光地巡りなど、、、

と考えてもみたが

そもそも1日目から何百キロも走りたくないし

特に時間を持て余すぐらいなら

大好きな観光地に行く方が楽しいに決まっている。

この旅は

楽しいが正義である。

 


行くしかない!!

 

 

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登別から山に向かって7キロの道のり

押して登るほどではない程度のほどよい坂道をのんびりと走る

途中クマ牧場行きのロープウエイが、、

何食わぬ顔で素通り

飼い慣らされたクマはもう十分である

野生のプライドを捨てて

マヌケに観光客に手を振るクマは見たくなかった。

 

 

 

しばらくするとバカでかい鬼の像に出迎えられ

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登別温泉へと辿り着く

観光地だけあってさすがに平日の昼間でも人が多い

 

 

 

「地獄谷」

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と呼ばれる広い面積を持つ爆裂火口跡で、いまなお無数の噴気孔からは熱湯や蒸気がさかんに噴き出している様は、まさに地獄を思わせる。

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硫黄の香りとモクモクと広がる蒸気とふつふつと唸る温泉と

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こういう珍しい風景を目の当たりにすると

非日常的な世界感を味わうことができて

少し興奮する。

 


「大湯沼」

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地獄谷から歩いて20分ほどのところにある熱々な沼

最深部130度表面部でも50度で

とても触れたものではない。

鍋が沸騰するようにボコボコと煮えたぎっている箇所が見られ

後ろには蒸気を発する山が聳えるーーー

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地獄のイメージとは

空想ではなく、こういうところから生まれたのかなと

ふと疑問に思う。

 


既存する地獄のイメージに近いから地獄谷、、

ではなく

大自然が作り出した常軌を逸した人を寄せ付けない神秘さこそ

地獄に相応しいと感じたから地獄谷、、

 


卵が先か鶏が先か

名前の由来がどこからきて

誰がつけたのか

似たような観光名所が日本にはいくつかあるのは知っている

それでもやっぱり

地獄谷とは、おもしろい名前だなぁ、、と

ぽつりと感じた。。

 

 

 

 


                                  つづく

リョウスケ

 

 

 

 

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桜が咲いてた。


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あー北海道に戻って来たなっていう風景


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時代村という施設がこの近くにあるのだが

こういうセンスは割と好き


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日帰りで入れる温泉施設