チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

耳に違和感を感じて

 


どうもリョウスケです

 

2023年9月27日水曜日

天気 くもり

 

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ここ数日間右耳の違和感に悩まされていた。

聞こえにくいというよりは、

キュッと圧迫されているような妙な感覚。

 


これはよくないかもしれないと思い

急いで耳鼻科に駆け込む。

 


午前中に行くとすでに午前の受付は終了しており、

ガッカリしながら一度家に戻ると、

昼から再び病院に向かう。

受付二十分前に到着したはずなのに、

入り口にはすでに十数人ほどの行列があって

まじかと驚きながら最後尾へと並んで待つこと三〇分。

いよいよ受付を済ませ、

そこからさらに一時間と三〇分待つと

ようやく名前が呼ばれたので

診察室へとやれやれと項垂れながら向かう。

 


と、ここで非常事態が発生! なんと、

耳の違和感がなんだか薄れている気がする!?

 


医者と対面する前に、

なんだか!

耳の違和感が少し薄れている気がする!!?

 


そんなバカなと思いつつ

どうしようかと焦りながらも呼ばれたので診察室に向かうしかない。

ドキドキしながらお医者さんと対面し

たどたどしく薄れつつある違和感を、

さも今も深刻に抱えているかのようにぎこちなく説明すると

ーーでは確認します

と耳の中を覗かれて。右と左と覗かれて

そこで、うーんと考え込む医者。

特に異常は見当たりませんねと言われて

ま、まじか! と変な汗が猛烈に吹き出した。

 


先生、さっきまでは本当に違和感があったんです!

と言いたくてもいまさら口には出せない。

 


その後も機械を使って聴力検査を行うも

特に異常はないと言われて、、、

どうしよう。異常がないのに診察に来たから

怒られるかもしれないと

変な緊張感でドキドキしていたら

 

 

最終的に「ストレスかもしれませんね」と医者が言うので、

ああ、、そうかとはっきりと納得した。

 


心当たりが湯水の如く溢れ出す。

数日前までの過酷な仕事がフラッシュバックした。

 


徐々に治りつつある違和感もそれで納得がいく。

むしろほっとけばそのうち治ったのではないか?

とさえ思い始め、

貴重な一日がこいつで潰れた上に

診察代も安くはないため

このニアミス感が堪らなく悔しくて

 


ストレスってなんだよ!

と明後日の方向に罵声を浴びせて帰るのだった。

 

 

 

仕事から解放される

 


どうもリョウスケです

 

2023年9月25日月曜日

天気 くもり

 

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袋にぐるぐる巻きにして

備品を佐川急便で配送する。

 


これでようやく終わったとホッとひとつき

でも終わったということは

また始めなきゃいけないということだ。

うっ、と気持ちが沈む思いにかき乱されながら

ひとまず束の間の休息を満喫したい。

 


仕事は本当に大変だった。

約ひと月間。詳しくは言えないが

いわゆる外回り的な仕事である。

 


関西にある企業をリストに沿って

ひとつひとつ訪問し、

マニュアルに沿ってやり取りをする。

時に睨まれ、

時に迷惑がられ、

時に怪しまれながら、

すぐ慣れると言われていたのに

いっこうに慣れない仕事を必死にこなす日々。

 


予め配られたリストをすべて訪問すると

次のリストが送られてきて、

それが終わるとまた次のリストが送られて。

最初は自宅から車で20分ほどの距離から始まったのに、

徐々に徐々に遠のいていき、

家から高速で1時間ほどの距離まで行くことに

なったと思ったら、

やがて大阪のリストが送られて

最終的には兵庫のリストが送られてきて、、、

 


思えば求人で重要視したのは

県内でできる仕事のはずだった。

 


それがいつの間にやら

県内どころか車で行こうとも思わない

滋賀から兵庫まで毎日通う羽目になっており。

 


話が違うじゃないか!!

 


と思いながらも我慢我慢。

短期仕事だけにひと月すれば解放される、

それだけが救いとばかりに

過酷な試練にも歯を食いしばって耐え続け。

 


そうしてようやく終わったのだ。

フルマラソンを走り終えたみたいな解放感

琵琶湖をチャリで一周したみたいな達成感

デカ盛りを食べ切ったときみたいな満足感

 


ひとまずホッとひとつき

さて、次の仕事を探そうじゃないか。

短期でできる仕事を、

気楽で大変じゃない仕事を、

外回りせず、遠方まで行かなくてもよくて、

ストレスも溜まらず、

週四ぐらいで働ける呑気な仕事を


探そうじゃないかと朝からゲームを起動した。

 

 

長距離バスはもうしんどい

 


どうもリョウスケです

 

2023年8月15日火曜日

天気 台風なり

 

 

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たまに東京に行きたくなる。

コンサートやイベントごとは大抵都市部で開催され、

近くて大阪か名古屋、

下手すると東京まで行かないと

参戦できない。その際、

いつも利用するのが長距離バスである。

 


新幹線ならおよそ2時間で東京に到着する。

だけど、バスだと5時間以上かかる。

 


これがかなりしんどい。

 


長距離バスのメリットは一つしかない。

値段が新幹線の半分以下で済む、

たったそれだけだ。

でもそれこそが東京へ行く絶対条件でもあるため、

そのメリットがなければバスなど乗らないが、

金欠の私には選択する余地すらない。

 


だからいつも仕方なしにバスで東京まで行く。

 


ギチギチの狭い車内で身知らぬ人と隣り合わせ。

膝や体が触れ合いながらの5時間は、

隣人の体格によっては窮屈度合いが異なり。

相手の体臭やイビキによっては、

苦しく地獄のような5時間にもなり得る。

 


このとき問題となってくるのが、

席が[窓側]か[通路側]かということ。

 


どちらがいいという問題でもない。

 


窓側だと逃げ場がないから

より窮屈さが増す。

トイレに行きたくても隣に気を遣わないと

自由にトイレにさえ行けない。

 


いっぽう通路側はというと

うとうとと眠れそうになったとしても、

隣がトイレに行こうとしたら

必ず場所をどいてあげねばならない。

相手がトイレが近いとその都度場所を空けるため、

寝たいの寝れないことがよくある。

 


どちらもどっちだ。

どちらがいいという問題でもない。

 


そして5時間は想像以上に長く

仮眠を何度とってもまだたどり着かない。

電車だと本が読めるし、

携帯をイジイジすることもできる。

でも酔いの心配があるバスはそれもできない。

よって、5時間が酷く退屈である。

 


これらの問題をすべて解決する方法はおそらく一つしかない。

 


新幹線に乗ることだ。

 

これならあっという間に東京へ行ける。

爆睡できるし、本も読めるし、スマホも触れる

だけどお金が多分にかかるから

やっぱりバスを利用するしかないのである。

 

お金に余裕がない私に選択する余地などないのだ。

 

 

私は多くを望まない。

 

 

新幹線も自由席でいい。

ペットボトルの飲み物ぐらい値段を確認せずに買いたい。

穴の空いた靴下を平気で捨てれるようになりたい。

欲しいと思った本を、

読んでから後悔することを躊躇せずに購入したい。

 

 

そんなぐらいの億万長者に私はなりたいのだ。

 


いつかノンストレスで遠出ができるくらい

億万長者になってやろうと夢見るのである。

 

 

底に残った液体

 


どうもリョウスケです

 

2023年8月12日土曜日

天気 はれ

 

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少し不衛生な話をします。

 


私の部屋には

ペットボトルが何個か放置されている。

お茶もあれば、ジュースもあって、

その種類は多種多様に彩豊かに並んでいるが、

問題は、

そのペットボトルの口が

残らずすべて空いているということ。

 


どういうことかというと、

ペットボトルの蓋がすべて残らず空いているということ。(二回言っただけ)

注:飲みかけ

 


なんでこうなってしまうのだろう・・・。

 

 

部屋にいると喉が渇くので

蓋を開けて、少し飲んだら蓋を締める。

また喉が渇いたら蓋を開けて、

飲んだら蓋を。

そうして徐々に中身は減っていくのだが

 

問題は、そいつを一日で一本消費したことが

ほとんどないということ。

 

 

どうやら500mlのペットボトルが

私には少し多いようで、

必ず底から数センチ残して飲み終わってしまう。

 


もちろん1日で飲めなくなるとは思っていない。

次の日も喉が渇けば飲みかけのそいつを飲むが、

前日ほど消費量は多くない。

気づけばやっぱり数センチだけ残ってしまう。

 


三日目ともなると流石に手が出しにくい。


別にまだ飲めなくなったとは思っていない。

だけど、生温くなったそいつを飲むのにどこか抵抗が生じてしまい、

結局手を付けずにそのまま放置。

 


四日目になるともう絶対飲まない。

これはもう飲み物ではないと割り切って

他のペットボトルと同様に

横に並べて仲間入り。

その後二度と手を付けることはない。

 

 

 

こうしてまた一本と

口の空いたままのペットボトルが部屋に増える。

 


数日すると、よし、と気合を入れて

洗面台に中身を捨て、

ああ、ごめんなさいと懺悔する。

 

いつまでたってもこんな生活がやめられない。


よくないとわかっていても

ペットボトルは気づくと部屋に増殖していく。

 

 

この飲みかけの液体が排水口に流れる以外の

有効な活用方はないものだろうか。

この現象に共感できる人間がいるとするなら、

彼らと一緒に結託し、

飲みかけの液体をエネルギー源として

世界を救うことができないかと夢想してみる。

 

 

ひとまずどこかに貯水するため

プールいっぱいに注がれた飲みかけの液体たち。

茶色や黄色や群青色の

彩り様々な液体がぐちゃぐちゃと混ざり合い

得体の知れない

おぞましい色がそのプールに満たされ、、、

 

 

想像しただけで背筋が震えた。

やっぱり最後までちゃんと飲み干さねば。

 

 

 

 

スーツなんて着たくない

 


どうもリョウスケです

 

2023年8月9日水曜日

天気 くもり雨

 

 

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いい歳して恥ずかしい話だが、

私はスーツというものを

これまでほとんど着たことがない。

年に1回か2回ほど

冠婚葬祭で袖を通すくらい。

持ってるスーツも

大学に入る直前に購入した年代物である。

 


そのため、いつも着るたびに戸惑い

着心地がすこぶる悪く、

ネクタイの締め方に毎度毎度苦戦する。

 


できうることならスーツなんて着ないまま

で生きていきたい。

スーツを着る着ないで仕事を選ぶくらい、

私はスーツが大の苦手である。

 


ところが今度やる仕事では、

その大嫌いなスーツの着用が義務化されていた。

 


ーークールビズ着用可

 


とも記されているのだが、

そもそもその「クールビズ」の概念が

令和のこの時代でまだ私の中で浸透していない。

それって薄着でいいってこと?

よくわからないのでネットで「クールビズとは」と

検索までしてしまった。

ネクタイをしなくてもいいということを知り

少し、、、いや、かなりホッとしている。

 


あれは首輪みたいなものだ。

苦しい上に、

巻き方も独特でよくわからない。

そのネクタイをしなくていいというだけで

憂鬱さが30%は解消された。

 


だが、まだまだ謎は多い。

ワイシャツの下に着るTシャツは?

第一ボタンまで締めなきゃいけないの?

靴は革靴の方がいいのかな?

ベルトは・・・裾は・・・カバンは・・・靴下は・・・?

 


考えれば考えるほど謎が深まっていく。

ふたたび憂鬱が押し寄せてきて、

やる前からすでに辞めたい衝動に駆られている。

 


私にとってスーツとは、

だからもう二度と着たくはないけれど

大人だから仕方なく着なくちゃいけない、

建前以上のなにものでもない悪しき存在である。

 

 

ひまわり界の異端児

 


どうもリョウスケです

 

2023年8月7日月曜日

天気 はれくもり

 

 

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季節の写真が撮りたくて

出かけたついでにひまわりを撮りに行く。

 


こんなにちゃんとひまわりを観察したのは

何十年ぶりだろう。

じっと観察しながら歩いていると、

ひまわりの生態に改めて驚かされる。

 

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まさかこんなにも同じ方角だけを向いて

立っているものだなんて。

みんながみんな、

とにかく東に目を向けて、

示し合わせたかのように立ちすくんでいる。

 


太陽が昇る方角にということだろうけど、

無機物的な印象を受ける植物に、

そういう生態があるというのが

どこか不思議な感じがして、

植物も確かに生きているんだと実感する。

 


かと思ったら、ふと気づくと

少し背の低いひまわりだけが、

たった一輪だけ、なぜか

西を向いて立っているではないか!?

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なんでこいつだけ??

 

 

 

うーん。革命を起こす人間とは、

このひまわりのような人物のことだろうか。

 


あえて協調性を持たず本能のままに

自分が信じた道だけをまっすぐ見据えて突き進む。

 


他人の決めた価値観なんてクソ喰らえ

生き方は自分で選べ、

正しいか正しくないかはオレが決める!

 


こんな人間ばかりなら、

人類はあっという間に滅亡するだろう。

だけどこんな人間が、

ある日何の前触れもなく突如として誕生してきたから、

人類は滅亡と再生を繰り返しながらも

絶滅するこたなく

今日まで繁栄してきたに違いない。

 


この何気なく立つ一輪のひまわりは

私にその真実を伝え、

問いかけているのかもしれない。

 


さあ、お前はどちらの人間か、、、と。

 

 

 

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あとで調べたら、ひまわりは成長段階では太陽の動きに合わせて花弁が向きを変えるそうだ。朝は東を向いていたものが、夕方には西を向いているとのことらしい。

つまりあのひまわりは革命家でもなんでもなく、他のひまわり同様に、生態の本能に準じて西を向いていただけだという。

ーーふーん、あっそ、なあんだ。。。

 

 

好きな映画は何度観てもイイ!

 


どうもリョウスケです

 

2023年8月5日土曜日

天気 くもり

 

 

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映画を映画館で二回以上観に行くなんて

正気の沙汰じゃないと思って生きてきた

 


一回観れたら充分。

二回も上映期間に観に行ってしまったら、

初見の感動も薄れてしまうし、

飽きて魅力が半減してしまうかもしれず、

かなり勿体ないのではないか、、、

 


そう思っていたのに、

気づくとこれで鑑賞三回目である。

 

f:id:kryo428:20230806154956j:image『THE FIRST SLAM DUNK

 

とにかく作品が素晴らしすぎるのだ。

何回観ても同じところで感動し

同じところで緊迫し

同じところで興奮している。

 


漫画も新装版を改めて買い揃えて

何十回と読み直した漫画を、

数年ぶりに最初からまた読み直したから、

以前より復讐もバッチリ!

 


だから前回よりも映画で描かれていない場面が

自然と頭の中で再生されて、

より作品の内容が重厚に補完されていく。

 


三回目なのに一回目のように面白くて

三回目なのに一回目と同じく没入感も半端ない。

すんごい映画だと改めて認識する。

 


これまで何回も同じ映画を観に行く人を

心の中で嘲笑ってきた私だが、

彼らの気持ちがようやくわかった。

 


好きな映画は何回観てもやっぱりいい!

一回で充分だなんて

他人が決めていいことではない。

自分が満足するまで何回だって行けばいいんだ!!

 


スラムダンクは今月いっぱいで終了だという。

 


ちょっぴり寂しいけど、

Blu-rayが発売したら必ず購入して、

何度だって繰り返し観てやろうと思うのである。