チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

木の棒で尻は拭けるか

 


どうもリョウスケです

 


20日

2023年4月20日木曜日

大阪→奈良[東大阪市奈良市

天気 晴れ

 

 

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広大な敷地を

歩いて歩いて歩いて

門を潜って

歩いて歩いて歩いて

また門を潜って

歩いて歩いて歩いていくと

 


ようやく

大極殿と呼ばれる大きな屋敷にたどり着く。

 


グデっと疲れて辺りをキョロキョロ見渡すと

だだっ広い敷地は、

とにかく果てなくだだっ広い。

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見渡す限り青々とした草の生えた高原が

ずっと先まで続いている。

 

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なんて広大な景色なんだろう。

まるで北海道の牧草地帯を連想させたが

あれは大自然の山の中に存在するもの。

こいつはビルや高速道路が近くにある

街のど真ん中に忽然とあるから、

見た目の上でも

意識の上でも

とんでもなく違和感を感じてやまない。

 


かつて都があった都市

平城宮』は、

その分とんでもなく開放感に溢れている。

 

 

 

長い間忘れ去られたその場所は

長年ずっと田畑が広がっていたがために、

開拓されて荒らされることもなく

土の下で良質な状態を保ち続けたことで、

現在あらゆる研究が

明かされつつある貴重な遺跡である。

 


どこに何があったか

出土品などからどんな生活が行われていたか

判明したことが非常に多い。

 


だからこそ目の前にはその成果を「復元」という

最もわかりやすい形で垣間見ることができるのだ。

 

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朱雀門

 

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大極殿

 

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昨年公開されたばかりの南門。

 


これだけでも既に素晴らしいが、

ゆくゆくは南門の両隣に二つの建物を建立し、

それらすべてをぐるっと

大極殿を囲む形で塀を築こうという計画まで

既に立てられているのだという。

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何年後になるかわからないが

すべて完成すれば、

平城京の往時の姿が完璧に再現されることになる。

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そうなればすごいことだ。今はまだ、

だだっ広い敷地を見渡して

当時の隆盛を

あらゆる情報から連想するしかないが、

 

完成すれば体感できる「標本」である。

これ以上完璧な教材なんて

この国には存在しなとさえ思わなくもない。

 


早く見たい。

ああ早く見たい。

 


教えてくれたガイドのおじさんは

きっと生きてるうちには見れねえだろうな、

と寂しそうに微笑んだ。

ーーあんたはどうだい?

と聞かれたので

さあ、どうですかね

未来のことはわかりませんよね、と答える。

 


確かにそうだ、

未来のことなどわからない。

 


南門を作るのに3年

両隣の建物にも一つ3、4年かかるらしく

ぐるっと囲む塀を作るには

さらに10年の月日を要すると考えられている。

 

あと何年後の話になるのか、、、

 


わたしは生きているか

死んでいるか

まともに生活できているか

荒んだ生活をしていないか

 


未来のことなどわからない。

 


わからないから、よし、決めた!

平城京が完成するまで生きてやろう。

それまでにはまともな生活を送ってやろう。

 


十数年も未来の話である。

それを糧に今日から頑張るのか

それとも明日こそはと未来の自分に託すのか

 


とりあえず、

今日の寝床を探すとこから考えようか。

 

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f:id:kryo428:20230425210952j:image奈良県


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f:id:kryo428:20230425210949j:imageあ、あれは、、、


f:id:kryo428:20230425210955j:image遣唐使船が復元されてる


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f:id:kryo428:20230425210958j:imageせんとくん。台車に乗せられて、なんでこんな扱いするんですか。


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f:id:kryo428:20230425210945j:image朱雀門、でかい。

 

f:id:kryo428:20230425213246j:imageいざない館。平城宮に関する資料や情報を発信する資料館。けっこうな内容量で全館無料だった。というか、平城宮跡はどの施設や建物もすべて無料で見学できる。なぜ無料なのかは、謎


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f:id:kryo428:20230425213119j:image全国から平城宮へ集められた特産品


f:id:kryo428:20230425213128j:image滋賀はこれ。なにこれ?


f:id:kryo428:20230425213250j:image当時のトイレ。木簡と呼ばれる紙の代わりに使われていた木の札があるのだが、当時はこれでお尻を拭いていたという。普通に痛そう、、、


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f:id:kryo428:20230425213155j:image朱雀門と南門のあいだを線路が走る


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f:id:kryo428:20230425213208j:image南門。正面に大極殿


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f:id:kryo428:20230425213109j:image大極殿平城宮で一番重要とされる建物。朱雀門からまっすぐ奥に建てられている


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f:id:kryo428:20230425213153j:image大極殿のなかも忠実に再現


f:id:kryo428:20230425213210j:image天皇さんが座るところ


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f:id:kryo428:20230425213233j:imageもう一つの資料館


f:id:kryo428:20230425213144j:image当時のベルトがいまも使われているような形状で驚く。ベルトって当時から変わってないんだろうか


f:id:kryo428:20230425213059j:image食べたい(昼は菓子パン)


f:id:kryo428:20230425213102j:image寝たい(昨日は野宿)


f:id:kryo428:20230425213115j:image第二次大極殿跡。都が別の場所に移った後に、ふたたび平城宮へ戻ってきた際、大極殿の場所が少し変わっており、その頃の大極殿跡とされている。こちらは土台だけが復元された状態。


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f:id:kryo428:20230425213202j:imageあえて何も復元せずにこちらは残されていて、これはこれで見応えがあり、これがあるからもう一つの方を復元できるのかもしれないと思わなくもない。


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f:id:kryo428:20230425213122j:image役所的な役割をしていた建物


f:id:kryo428:20230425213236j:image柱の跡だけを残した資料館。平城宮はいろんな復元の見せ方がされていて、いろんな角度から勉強できる場所である


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f:id:kryo428:20230425213220j:image電車が通ると撮りたくなる


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