どうもリョウスケです
旅37日目
2022年6月23日木曜日
天気 曇りのち雨
どこか私は楽観的に物事を捉える癖がある。
数年前に洪水で被災した地域と聞けば、
すでにあらかた復興を遂げ
元通りとまでは行かないまでも
ある程度は復興しているのだろうと考えていた
川伝いの道は比較的勾配が緩く
自転車走行にとっては走りやすいルートである。
球磨川のことは知っていた。
数年前から度々ニュースで悲惨な現実を
目の当たりにし、
とても胸を痛めていた地域だからだ。
それでも2年である。
ニュースで報道されなくなった途端に、
なぜかもう大丈夫だろうと、
勝手に考えないようにしてしまっていた。
だけどそんなわけがない。
まだたったの2年ーー
訪れてみてわかったのは
道路は未だに至る所で工事が進んでおり、
被災した家は、
まだその爪痕を生々しく残していたこと。
熊本地震もそう
大洪水もそう
東日本大震災だってまだ復興の途上だ。
災害は一瞬
復興には何年もかかる
忘れていはいけないのだ。
何でもかんでも
忘れちゃいけないのだと肝に銘じて、
復興に向けて頑張っている人たちがいるのだと
しっかり胸に留めて
生きていこうと思うのである。
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鉄橋が途中までしかなかったり、線路がボロボロになっていたり、これが洪水のあとかどうかはわからないがとても悲惨な状況。
人吉城の歴史館も被災していまだに復興の目処が立っていない。
人吉城跡ーーこのあたりの地域を興した人々のお城。歴史館には入れなかったため詳しいことはわからなかったが、城壁が立派である。
これをおそらく枡形虎口と呼ぶのだと今のわたしは知っている。確証はない、、、
本丸跡。雨宿りスポットとしてありがたく活用させてもらった場所。今日は雨が断続的に降っては止んでを繰り返し、一向に先の読めない天気だった。降るなら降れ!晴れるなら晴れろ!と誰か彼を叱ってほしい。