どうもリョウスケです
旅140日目
秋田(秋田市→角館)
天気 晴れ
新しい都道府県に入ると、
まず決まってコンビニに入るようにしている。
なぜなら
コンビニは全国どこにでもあり
形の作りや品揃えも大体の地域では統一されているが
ほんの微妙にだけ
実はその県ごとの特色がある。
主に食料品はその地域でしか販売されていない物が並んでいることも珍しくはない
私がコンビニに行く理由は、
その都道府県のガイドブックを立ち読みする為である。
立ち読みはよくない!
などという野暮な説教はこの際許してほしい。
無知な私は都道府県のことをあまり知らなすぎる。
何が有名でどんな食べ物があるのか
テレビや雑誌で耳にしたことはあっても、それが
どこの都道府県の名物なのか
知らない事が多すぎる為
ガイドブックを開いてまず知ることから始める。
地元の人しか知らないような、よりコアな情報は書かれていないことも多いが
大雑把にでも県のことを知る事ができるのは便利で
「角館」という地域の名称も、
申し訳ないが始めてガイドブックで知った。
秋田、、と書かれたガイドブックには一番最初に角館の情報が載っている
これは大概の場合、その都道府県の中でも一番有名であったり
人気が高い地域が最初にきやすい
勝手に私がそう解釈しているだけで本当のところはわからないが
一番最初に名前が載っていた角館は
少なくとも秋田県の中では有名な観光スポットと
言えるに違いない。
秋田市からだいたい40キロ
緩やかな山を超えた先に角館はある。
角館といえば「武家屋敷」が有名らしく
小京都とも称されるような
時代劇に登場しそうな屋敷が続いている通りがある。
およそ1キロほどまっすぐ伸びた通りには
そこだけが江戸時代にタイムスリップしたかのように
右も左も古い歴史のある建物が並び
風情があって楽しい。
武家屋敷では、この界隈に実際に住んでいた武士たちの家が
今もいくつか保存されており、
「岩崎家」「青柳家」「河原田家」などといった
実在した武士たちの住宅であり、
そのうちのいくつかは中も見学できるようにもなっている。
広いお庭に大きな門
畳座敷に美しい障子に米倉に
井戸や囲炉裏に
大きな松にしだれ桜
まさに「和」、、「和」がそこにあった。
武士とはこんなに儲かる職業なのか
儲かっていた武士の家だから今も残っているのか
中には玄関が3つ4つあるような家もある。
家の主人や同じ身分の武士が通る玄関
奥さんやその子供たちが通る玄関
そして、
身分の高い殿さま級の人が通る大きな玄関など
位に応じて玄関まで変えるあたり
今の日本では到底理解することも難しい。
父親に向かって
汚いから先にお風呂入らないでよ!
一緒に洗濯しないで!
臭いから近寄らないで!
はあ?マジでキモいんですけどー
なんて絶対に言えないんだろうな〜
武士って偉大
世の父親はみんな武士に生まれたらよかったのに
つづく
リョウスケ
どちらも同じ家にある玄関である
上が主人が通る玄関
下が身分の高い人が通る玄関
遺品なども展示されている
秋田といえば「きりたんぽ!」
本当はきりたんぽ鍋が食べたかったのだが
いろいろと超えないといけないハードルが高すぎた
ために断念。
またいつか訪れた時に食べようと思う。
横のニテコサイダーというのも秋田の名物サイダーである