どうもリョウスケです
旅112、113日目
2022年10月2日日曜日
天気 はれ
商店街を抜け
千光寺と書かれた案内に従って左に曲がる
ガタゴトガタゴト踏切を渡ると、
尾道を代表する階段を一段一段登っていく。
海が見える港町
静かな街をゆっくり走る電車の音
なだらかな坂道と階段
家が立ち並ぶ横をぷらぷら歩く。
のんびりとした空気が流れていた。
いつもなら猫が寛ぐ姿がよく見られるというが
どこを探しても見当たらない。
屋根の上、細い路地裏、ベンチの下も、、、
気まぐれ猫はいてほしくない時ほど纏わりついて
いてほしい時ほど姿を見せないらしい。
そうこうしているうちに千光寺へとたどり着く。
坂の上にある千光寺は、
古く歴史のある佇まいから滲み出る
落ち着いた雰囲気が、
尾道という街の穏やかでのんびりとした空気に
とてもマッチしていて、
いい空気と時間がそこには流れていた。
さっそく手を合わせてお参りすると
ふたたび先を目指して歩き出す。
坂を登るのはしんどいけれど
無理せずのんびり歩いて
疲れたらふと立ち止まって休憩して
景色を眺めて写真を撮って
ふうっと一息ついたら
またのんびり坂を登って歩き出す。
気まぐれ猫はまだどこにも見当たらないけど
この街の雰囲気は
その気まぐれさも街の特色に感じた。
歩いて立ち止まって景色を眺めて
気まぐれに気まぐれに
どこかでにゃあと聞こえた気がする
探しに行こうか?
いや、やっぱりいいやと歩き出す
気まぐれ猫はわたしかもしれない。
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自転車組み立て場。しまなみ海道の入口でもある尾道ならではの光景だと思う。
散歩するのはいいけど住めと言われたら全力で拒否する坂道。
撮影OKと書かれた車。せっかくだから写真に納めたけど、結局これはなんなんだ!?
千光寺を上に進むと尾道について書かれた文学碑がたくさん立つ道がある。多くの作家が尾道に訪れ、何かを想い、文にした。それだけの魅力が溢れる尾道という街。
展望台からの景色
なんでも電子決済でいけるらしい。
岩を鎖で登っていく。思ったより大変
到着!
銭湯みたいな中華屋さん。
林芙美子記念館。放浪記で有名な林芙美子の資料や原画が展示された記念館。
尾道ラーメン。鶏ガラ醤油味のラーメンが嫌いな日本人はいないと思う。めちゃくちゃうまかった。