どうもリョウスケです
毎年思っているかも知れない
ああ、また誕生日が来た、、、。
今年も無感動でそいつを迎え
まるで他人事のような関心の低さで
そいつをやり過ごした。
毎年やってくるそいつは
数年前からただの日常に変わり果て、
例えば、
道端でガムを踏んづけ、
寝坊していつもの電車に乗り遅れ、
上司の小言にうんざりし、
両親から結婚を仄めかす話をされる、、、
そんな、いつもの日常の
ちょっと嫌な一日と、
そいつはほとんど私にとって同じである。
できれば来てほしくないそいつは
数日前から告知された
雨の日曜日みたいに、避けようもなく
訪れる。
そして私はまた歳をとる。
既成事実はもはや取り返しがつかない
人に年齢を聞かれるたびに、
何かの書類に年齢を記入するたびに、
そいつは否が応でも意識させられてしまうのだ。
そうして一年間、
最も身近で、最も敬遠したいと望む関係性で
付き合うことになる。
いつかはこいつと仲良くなれたら、、、
ーーそれは、今の人生をどれだけ胸を張って
歩んでいるかだ。
いずれはやつと肩を組んでマブダチと言えるようになるのが、
私の人生の目標である。
