どうもリョウスケです
旅71日目
天気 快晴
北海道で言うところの顎の部分と表現させてほしい。
北海道は顔に見立てることができる。函館が首元で知床は鼻先である
そして今日は顎を目指して走った。
顎、、即ち襟裳岬である
普段100キロ走ることは稀なので
無理しない程度に行ける所まで行こうと決めた。目標だけは高く
そこが大事なポイントだと思う。
走り始めてすぐに思ったのは
今日はなんだか行ける気がするということ。
というのも、
右手には大海原が広がり
左手には山や草原や牧場などが北海道ならではの大スケールで広がっている
景色は最高だし
勾配もほとんどない平地が続いているので
足への負担も軽い
午前中だけで60キロほど走り
少しの昼休憩を挟んだ後、
えりも町までいっきに進み15時には町にたどり着いた。
そこから国道を外れ12キロ先に襟裳岬がある。
あと12キロ、楽勝やん!!、、と思ったが
ここから先が割とキツかった。。
極端に勾配が多く、登っては降りを繰り返す
その上、襟裳岬は風の難所である
数々の船を海に沈めてきた風が直にあたってなかなか思うように前に進まず
距離の割には時間と体力を削って何とかたどり着いた。
『襟裳岬』
北海道の顎と表現した場所の一番先っぽに位置する岬である。説明書によると、風が強い日が365日のうち、200日以上あるらしく
そのせいで霧が発生しやすく
すかっと晴れた日は年間で100日ほどしか訪れないらしい。
ゼニガタアザラシの生息地でもあり、岬の突端よりさらに先にある岩礁で頻繁に目撃されているそうである。
今日が果たしてすかっと晴れた日の100分の1認定されるかどうかは判定人に委ねるとして、
普段の状態を知らない私から見るとかなり綺麗な景色が広がっている。
遠くの水平線までうっすらと確認できるし
何より気持ちがいい
↑この感情を抱くか抱かないか、これこそが絶景となり得るかどうかの分岐点であろう。
そういう意味においては、晴れてる晴れてないに関わらず
襟裳岬は、うん合格である。←(偉そう)
アザラシこそ肉眼では確認できなかったが、近くの風の館という施設に行くと
アザラシのいる岩礁を望遠鏡で観察することができ
見事に岩場で寝そべるアザラシを発見!
晴れてる上にアザラシも見れて
明日の天気は曇りまたは雨と聞いていたので
頑張って100キロ走り抜いた甲斐があり本当によかった!
たまには運が良い日もある。その後、
スーパーの割引セールに間に合わなかったのも、想定していた場所にテントが貼れず寝る所がなくて慌てたのも
きっとその反動だったのかもしれない
つくづく人生は上手くできてんな
神様は帳尻合わせが上手だ。
リョウスケ
コンブ漁
小舟で取ったコンブを天日干ししている様子
ついに会いました。シカさん
帰り道には数十頭の群れを確認
この辺めちゃめちゃいる!
夕日の襟裳岬
望遠鏡の覗き穴から撮った写真
よく見るとアザラシがいます