チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

いろはにほへとと坂を登る

どうもリョウスケです。


旅43日目

栃木

天気 晴れときどき曇り

 

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念願の世界遺産日光東照宮に初めて訪れた

ほんのり知る日光東照宮とは

徳川家康のお墓があり

猿がどこかしら体の一部を隠している何かがある

歴史的価値の高い神社

という些細な知識だけは持っている。


実際に訪れてまず感じたのは

その圧倒的な派手さと豪華さである

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いたるところに金箔が貼られ実在の動物から

架空の生き物まで

門であったり建物に100個以上彫刻で表現されている


一番目を引くのが陽明門と呼ばれる門で

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本堂やお墓のある所へ行くには必ずこの門をくぐるのだが

その豪華絢爛さは実に美しく

つい見惚れてしまう


そして先述した猿だが

入り口付近に、、いた!!

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「見ざる、聞かざる、言わざる」

偉い人達が考え作った割にダジャレですか

と苦笑していた猿の彫刻だが

説明書きを読むと思ったよりも深いことが書いてあった。

子どもへの教育の仕方であり

純粋無垢な子どもは何にでも簡単に染まってしまうことから

悪い事を見たり聞いたり言ったりしないように育てるべきだと、、

なるほど。たかがダジャレと侮ってはいけなかったようだ

他にも猿の彫刻はいくつかあり

その全てに意味がそれぞれ異なるようで

全て合わせて人間の一生を表現しているとか

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そうして

午前中はゆっくりと社殿を見て過ごし

昼からは中禅寺湖の方へ

日光から中禅寺湖へは距離にすると17キロと

さほど遠くはないが

その間に大きな山があり

そこを通るには

いろは坂という名の難所を通過する必要がある。

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このいろは坂

ヘアピンカーブが上りと下りで合わせて48箇所あり

カーブごとにこのような

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看板が立てられている

いろはにほへと、の「い~ん」まで

48文字

だからいろは坂と呼ぶ

これに気付いたときは嬉しかった。

考え思い付いた名もなき人はきっと私以上に嬉しかったのではないだろうか。

きっとそんな気がする。いや絶対にそうに違いない。

会議か何かで名前を決める際、

うずうずしながらも平静を装いつつ

「あ、そうだ。いろは坂なんてどうすかね」

なんて

さもいま思い付いたかのように

言ったのではないか。

そう考えると、

その名もなき人と友達になりたい親近感がある


リョウスケ

 

 

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また猫を撮ってしまった
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中禅寺湖
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日本三名瀑の一つ華厳の滝

大迫力!!