どうもリョウスケです
旅1日目
2023年3月29日水曜日
天気 晴れ
旅1日目から城巡りだった。
長らくお世話になった岡山としみじみ別れ
近畿地方にふたたび入る。
兵庫県は日本列島を真ん中でぶつ切りにした部分で
日本海にも瀬戸内海にも面した県。
そのため兵庫の上半分は既にほとんど巡っており
もうそんなに行くとこないんじゃないの?
と気楽に構えて調べてみると、
とんでもない。
兵庫県だけで観光雑誌が三冊存在する。
一冊目はほとんど制覇したが、
二冊目三冊目はまだ全然行けていなかった。
こりゃ久しぶりに腕がなるぜ〜
と旅再開一発目に向かったのが『赤穂城』である。
赤穂城?
聞いたことがある。
でも城自体はそんなに有名ではない。
聞いたことがあるのは、むしろその名前の方だった。
居城である。
城内は門が完全に再現されているのと、
あとは御殿の土台部分だけが復元されていた。
どこに部屋があったのか、
どこに庭があったのか、
廊下やトイレがどこにあったかなど、
建物こそ建てられてはいないが
それだけで
とてもわかりやすくてイメージしやすい。
近くには『大石神社』と呼ばれる神社がある。
切腹した四十七義士を祀る神社とあって
赤穂浪士関連の品々がたくさん展示されていた。
どこかおとぎ話のようなイメージのある忠臣蔵だったが、こうして実際に使われた道具をみると、実在した出来事なのだと驚愕する。
美談として語られがちな忠臣蔵だが、
実際はどうだったのだろう。
藩主のために復讐を成し遂げた浪士たち
と聞けば、
読み物としてなら一級品だが
実在したことと捉えるなら首を傾げたくなる。
そもそも復讐を成し遂げて切腹するぐらいなら
初めから慎ましく生きることを選べばいい。
浪士たちには残された家族もいたはず
個人の恨みや想いだけで
残された家族をないがしろにするなんて、、、
と現代的な価値観で
歴史を捉えるべきではないとわかっていながら
現代的に捉えてしまうわたし。
喧嘩両成敗だかなんだか知らないが、
浅野内匠頭(藩主)に
一方的に斬りつけられたのは
の方である。
その吉良上野介が復讐されるというのも、
やっぱり、なんだか、、うーん、、、
それってただの八つ当たりじゃない??
もちろん当時の人々の価値観がある。
それを否定するのは野暮だけど
それを現代の価値観で考えることができるのも、
歴史の魅力の一つかもしれない。
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継承をつける意味。トライアルがイオンに媚びてやがる
城内は広々としている
天守台からの景色。全体が見渡せる
桜の咲く抜群の季節に訪れている
発掘作業中
大石神社
入り口には四十七義士の像がすべて建てられている。一つ一つ個性があっておもしろい。
血のついた履き物。討ち入りで実際に着用していたもの