どうもリョウスケです
旅173日目
2022年12月9日金曜日
天気 晴れ
人生で一番最初に触れたヒーローって
何だっただろうか。
ウルトラマンだったかな
アンパンマンだったかな
それとも、
百獣戦隊ガオレンジャーだったかな、、、
ーーいや、きっと桃太郎に違いない。
おそらく桃太郎は物心つく以前から
絵本という形によって、
何度も触れてきたヒーローだと思う。
岡山には彼のモデルとなった人物がいる。
『吉備津彦命』と呼ばれる数千年前に実在したとされている人物。
彼がモデルとされている理由は、
彼の生い立ちが桃太郎の物語にとても酷似しているからだと言われている。
むかしむかしあるところ(吉備津地方)に、残虐非道な悪事を働いて、村人たちをたいそう困らせていた温羅(うら)と呼ばれる鬼がいました。
温羅の悪事に困り果てた朝廷は、鬼を退治するべく、吉備津彦命(きびつひこのみこと)と呼ばれる勇敢な青年を派遣。
彼は犬飼部、鳥飼部、猿飼部(飼部とはその動物を飼育したり調教したりする人のこと)の三人の部下を引き連れると、
鬼ノ城に潜伏していた温羅と大バトル!
激闘のすえに温羅を見事退治すると、村にはようやく平和が訪れましたとさ。めでたしめでたし。
ーーーという神話が残っている。
ほぼ桃太郎の話にそっくりだ。
昔から桃が岡山の名産だったことも
桃太郎の由来ではないかとされている。
・・・ここまでくると、
むしろ神話の方から桃太郎に寄せた感すらある。
というかそうに違いないと疑ってしまう。
そもそもいつから伝承されている物語かもはっきりとわかってはいないのだ。
現代人にしてみれば、
神話が先か桃太郎が先かなんて、
鶏が先か卵が先かと同じくらいの平行線をたどる論調に違いない。
でも、それでいいのだと思っている。
岡山はそれでいい。
どっちが先かなんて大した問題ではない。
日本一有名かも知れないヒーローが自分たちの地元にゆかりがあったなんて、
アンパンマンやウルトラマンでは絶対にできない自慢なのだから。
そう思うと、
岡山がなんだか羨ましくなった。
さすがに駅前に桃太郎の銅像を建てるのは
みんなのヒーローを独占しすぎなんじゃないかと
思わなくもないが。。。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
御津彦。獅子舞がモチーフ。地元の小中学生が考えたらしい。チョットお茶目
矢置岩
本殿。立派な建物
398メートルもある廻廊
すっごく長い
吉備津彦命のお墓がある御陵へ
山を登って
御陵
これより先は宮内庁の管轄なので近寄れない。
備中と備前の国境がある。ここで調子に乗って備中と備前で反復横跳びをしていたら、やって来たおじさんに見つかって、恥ずかしい思いをした。
鬼さん
吉備津彦神社
本殿
温羅神社
お百度参りの神社があった
この坂を100回か
絶対に無理。一回でもかなり疲れる、、、