どうもリョウスケです
旅241日目
山口→福岡(下関→門司)
天気 はれ
下関は車道から九州に入る時に必ず通らなければ
いけない玄関口である。
ここは歴史的な舞台としても
度々登場する有名なところでもある。
源平の戦いにおいて最も重要な最終局面ともいえる合戦
壇ノ浦の戦いもこの地で行われた。
そのあたりの時代に少し疎い私にとっては、
「ふーん」という感じだが、
好きな人にとっては震え上がるに違いない。
その合戦が行われた地に
いまでは銅像が当時を再現する形で立っている。
手前が源義経
奥が平知盛
か、か、か、、、かっこいいい!!!!
この時代の話に疎い私でも、
この銅像を見たら震え上がってしまう。
二人の大将が勇ましく戦う様が凛々しく再現されている。
この躍動感は素晴らしい!
単に仁王立ちしている銅像も悪くはないが、
躍動感のある銅像は
右から左から後ろからと
眺め回して楽しむ魅力に溢れている。
銅像の横には幕末の攘夷戦で使用された大砲が復元されて
何台も置かれている。
その後、考えを変え、開国と倒幕へと突き進む、、
その原動力となった戦いとされている。
どちらも歴史の大事な局面を表す重要な戦いだ。
もう一つ、
下関を舞台にした有名な戦いがある。
最初は漫画だった、、
それがきっかけで小説も読み
大好きになった天下無双の剣客がいる。
ーーー宮本武蔵
生涯無敗の最強の剣客である。
その彼が実際に戦ったとされている一番有名な戦いといえば、、
巌流島の決戦の他ないだろう。。
この巌流島はもとの名を舟島といって
戦いの相手だった佐々木小次郎の生み出した流派の
名前から取り、
巌流島と呼ばれるようになった。
その巌流島こそ、ここ下関のすぐ側に浮かぶ
小さな無人島である。
巌流島へは
港から船で15分とかからない
陸からも近過ぎて島なのか陸続きなのかも
ぱっと見では判断できない。
幾分か埋め立てられたからだと思うが
昔はもっと遠くに見えた筈だ。
島自体も昔に比べると3倍ぐらい大きくなっているそうで
細長い舟のような形だから舟島と呼ばれていたが
いまでは埋め立てられ、
歪な形はとても舟には見えない。
島に降りると細長い陸地が続いていた。
観光として歩ける部分は昔から実際にある陸地と聞いて
少し安心した。
ここで実際に武蔵と小次郎が戦ったのだーーー
その事実が私の心を高揚させる。
歩ける部分は限られている。
例のあれは島の先の方にあるらしい
島の半分細長い陸地を道沿いにまっすぐ歩く。
途中に立ち止まり海を眺めると
左に山口
右に福岡があり
関門海峡が見え
壇ノ浦の合戦場や攘夷戦の舞台
1日に何隻も行き交う船
それら景色が一堂に見えるのが歴史的決戦場となった
舟島こと巌流島、、
すごいところに私はいる。
そしてしばらく歩くと小高い丘があって、
そこを登ると、、
間違いない。。
声にならない声がでて、、
言葉にならない言葉を吐く、、
佐々木小次郎が刀を構え
上に飛び上がった宮本武蔵が木刀を上から振りかざす
これは決着の瞬間を表したものだろうか!!
けぇアアちょちょあいかぁぁつつアっっりりいィィ!!!!!
なんと素晴らしい銅像なのか
鼻血が出そうだ。。
銅像を見て鼻血が出そうになるなんて
前代未聞である。
それぐらい私にとって特別な魅力がある
やばすぎる!!
近くの浜になってる場所には小舟が一隻置かれていて
宮本武蔵が島に降り立ったかのような
粋な演出をしている。
それ以外はここで亡くなった小次郎の碑がある程度で
興味がない人からすれば
15分もあれば全て見て回れる島である。
若干物足りなさを感じる人もいるかもしれない
だが私からすれば
史実に残る歴史的有名な舞台とともに
興奮し過ぎて鼻血が出そうになる銅像があるだけで、
お腹いっぱいに充分である。
船を二、三本見送り
飽きることなく銅像を眺め回して
二時間ほどぷらぷら滞在し
それでも惜しみながら
巌流島を後にする。
小さな島が遠ざかっていく。。
遠くから見ると、
やはりそれは島なのか陸続きなのか
つと
判断できないのだった、、
つづく
リョウスケ
九州に繋がる関門橋
佐々木小次郎の碑
半分以上も埋め立てられている
唐戸市場
ふぐ!
ふぐ!!
ふぐ!!!
めちゃくちゃうまかった、、
フグは生で食べるより煮たり焼いたり揚げたりした方が私は好き。
ちなみにこの定食にはフグの唐揚げとフグのフライとフグの天ぷらが入っていて
さらにフグ汁と呼ばれるお汁の中にも丸々フグが入っている。。贅沢
海の真下にあるトンネルで
自転車では九州までこのトンネルを歩いて渡る。
門司