チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

中辺路一日目

 


どうもリョウスケです

 


旅40日目

2023年5月15日月曜日

和歌山[滝尻王子→中辺路→継桜王子]

天気 晴れのち雨

 


熊野古道を歩いていた。

前日までの大雨からわずかに晴れ間がさし

いよいよこれから果てしない

歴史的な道を歩いていくことになる。

 

f:id:kryo428:20230524202648j:image
1日目は、『滝尻王子』から、

いくつもの王子(古道沿いに点在する昔から存在する神社のこと)を経て『継桜王子』へと。

 

f:id:kryo428:20230524202839j:image
アップダウンも激しく

一つ山を登ったら

今度は山を下って尾根を伝い

また山を登って、、、

を何度も何度も繰り返す。

 

f:id:kryo428:20230524202929j:image
道はほとんど山道で

茂みを掻き分け岩を登って木々をぬけ

案内板に従って

道という道をひたすら進む。

f:id:kryo428:20230524203135j:image
f:id:kryo428:20230524203138j:image


ゴールはまだまだ。

でも、着実に近づいてるはず。

 


古来の伝統的な道に対して

こんなこと思うこと自体

どうかと思うが、

疲れてくると自然と浮かぶ愚痴や不満、、、

f:id:kryo428:20230524203628j:image

当時の人たちは、

どうしてこんな道を進む必要があったのか。

迂回したっていいじゃないか。

山を登って下りて

また山を登って下りて

まるでそこに山などないかのように

熊野本宮大社まで

まっすぐ線を引いたみたいな道の数々。

 

f:id:kryo428:20230524204026j:image
頭の中ではパルクールを想起させる。

様々な障害物を自らの体を使って

跳んで登って駆け巡る

 


王子を過ぎると、

次の王子を目指してまた数キロ。

f:id:kryo428:20230524204301j:image

その繰り返し

既になんキロ歩いただろう。

もういいよと思いつつ

でもまだもう少しと歩を進める。

 


ゴールはまだまだ。

だけど、

間違いなく着実に近づいてるはず。

 

f:id:kryo428:20230524204551j:image
熊野大社まであと何キロなんだろう。

まだ数十キロはあるはずだ。

でもきっと、

着実にゴールに近づいてるはずだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

f:id:kryo428:20230524205608j:imageここから出発!


f:id:kryo428:20230524205554j:image滝尻王子でお詣りして、無事に本宮までたどり着けますように。


f:id:kryo428:20230524205621j:image起点


f:id:kryo428:20230524205625j:image
f:id:kryo428:20230524205605j:image道中出会うのはほとんど外国人


f:id:kryo428:20230524205543j:image
f:id:kryo428:20230524205638j:imageこの岩屋で子供を産んで、本宮に向かうために置き去りにした子供が、その後狼に育てられたという伝説が残っているらしい。美談として語られているのが信じられないぐらい胸くそな話だ。


f:id:kryo428:20230524205652j:image石碑だけが残った王子がよくある


f:id:kryo428:20230524205635j:image
f:id:kryo428:20230524205645j:image
f:id:kryo428:20230524205655j:image
f:id:kryo428:20230524205615j:image
f:id:kryo428:20230524205531j:image
f:id:kryo428:20230524205642j:image
f:id:kryo428:20230524205550j:image
f:id:kryo428:20230524205546j:image一ヶ所だけ古道の近くに道の駅がある。ここでしか食料を買えないので、うんと熟考しながら食べ物をいくつか購入。


f:id:kryo428:20230524205632j:imageめはり寿司。お漬け物をご飯に巻いたおにぎり


f:id:kryo428:20230524205612j:image時々民家を横切ることがある。不思議と少し安心する。


f:id:kryo428:20230524205534j:imageこんなところに学校が


f:id:kryo428:20230524205558j:image山の中に茶屋


f:id:kryo428:20230524205618j:image継桜王子


f:id:kryo428:20230524205601j:image
f:id:kryo428:20230524205539j:imageとりあえずここまで。


f:id:kryo428:20230524205649j:image晩御飯


f:id:kryo428:20230524205629j:image夕方から大雨が。屋根があってよかった