どうもリョウスケです
2023年2月6日火曜日
犬山城に行ってきた。
目的は歴史探訪と、写真撮影。
チャリ旅始めて2日目にたどり着いた犬山城は、
当時のわたしにとって、
ただの観光地の一つでしかなかった。
百名城の一つということと、
なんか国宝らしいという情報を頼りに、
訪れるだけが目的だった。
でも、今ならわかる。国宝だ。
日本に5つしかない
最古の天守閣が残る貴重なお城だ。
だから、
もう一度行くことにしたのである。
犬山城は小さなお城だ。
のんびりじっくり巡ってみても
2時間もかからない(いつもなら3時間以上は余裕でかかる)
それでも天守の中は創建時からの名残を
いまも漂わせ、
歴史の荘厳さを広く静かに伝えている。
初めて訪れた日、
それはただの木造の建築物でしかなかった。
鉄筋で復元されたお城しか知らなかった当時のわたしにとっては、少し珍しいなぐらいの新鮮味しかなく、感動なんてものは一ミリも抱かなかった。
それがどうだい。
土を深くえぐった堀がある。
頑強に積んだ石垣がある。
小さいながらに
美しく壮麗な佇まいを残した天守閣がある。
見どころがたくさん。
夢中で見学した。何枚も写真を撮った。
旅には持って行けないなら
この際だからと、
押入れから一眼レフまで引っ張り出して。
何十枚。何百枚。
調子に乗って撮りまくる。
様々な構図を試してみる。
右に左に
遠くに近くに
幹越しに枝越しに地面に沿って
明らかに撮り過ぎである。
あとで整理することを考え出したら
憂鬱でしかない。
でも撮る。これでもかと
おんなじ構図の写真を撮りまくる。
屋根の反り具合がかっこいい
床の木目がイカしている
城壁の、城門の、石垣の、破風の、鯱鉾の、、、
もっともっとだ。
もっと写真を撮りたい。
もっと写真を上達したい。
そして、
もっとお城を体感したい。
もっと歴史を詳しくなりたい。
ーーもっともっと。
欲深く生きていこう。
やれることはやっていこう。
カメラも歴史も
わたしはまだまだにわかだった。
にわかだからこそ、
恐れずにもっとやってみようと思うのである。
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