どうもリョウスケです
旅151日目
2022年11月14日月曜日
天気 はれ
徳島[徳島市]
四国を旅していると
お遍路さんとたくさん遭遇する。
あっちにもお遍路
こっちにもお遍路
編笠かぶって、白い袈裟を羽織って、
棒杖片手に歩いている。
お遍路さんについて
あまりよく知らなかった。
ルールみたいなものはあるのだろうか。
回る順番は決まっているのか。
その格好は固定なのか。
必ず歩いて巡らないとならないのか。
続けてすべて回るのか、
それとも期間を分けて回ってもいいのか。
何か志みたいなものは必要なのか。
そもそもお寺での作法は誰か教えてくれるのか。
気になることばかりだ。
これまでほとんど興味すらなかった
はずなのに、
四国を巡っていると
嫌でも気になってしまうのである。
それくらい、
四国にはお遍路さんが
あっちにも
こっちにも
至る所に溢れているのだった(ポケモンみたい)。
徳島市には一番さんと呼ばれる
八十八あるお寺のうち、
つけられた番号が「一番」のお寺がある。
ここからスタートする人が多いそうで
必要な道具類もここですべて購入できるという。
もしかしたらお遍路さんについて
何かしら詳しくわかるかも知れないと思い、
行ってみることにした。
街から離れた郊外にひっそりとある一番寺は
一番だけあって大きなお寺だった。
大きな本堂と、
二重塔が脇に聳え、
池には上品な鯉が泳いでいる。
本堂でお参りを済ませ
道具を販売しているお店に行くと、
お遍路に必要なものがすべて揃っていた。
ーーー編笠に袈裟に数珠に木の杖に古文書みたいな本に、、、
ここで購入すれば
今すぐにでもお遍路旅が始められる。
だが、一つ一つの値段を見ると驚愕した。
どれもが2、3千円超えである。
すべて揃えるとなると、、、ああ、そうか。
余裕で新しいソロ用テントが買えそうだった(いま欲しいやつ)。
意味もなく憔悴しきって店を出る。
結局のところお遍路について
あまり詳しいことはわからなかった。
わかったのは、
始めるからには覚悟が必要だということだ。
気軽に始めて、めんどうくさいから
やっぱやーめた!
では許されないほどの初期費用がかかる。
思えばなんだってそうで。
この旅だって始める前には安くもない、
けれど旅には絶対にかかせない装備品をすべて揃えてから、
旅をスタートしている。
お遍路さんだってやるからには
覚悟を決めて始める必要があるということ。
今のわたしにはまだその覚悟はないけれど
いつかきっと、、、
と思えるほどには、
お遍路さんにわたしの心は興味津々である。
信仰とかまったくないし、
お釈迦様もキリストも
歴史上の偉人としてしか見てないわたしだが(偉人としてリスペクトしている)
お遍路さんをただチャレンジ精神のみで
始めてもいいものかどうか。
とりあえず、Googleで色々調べてみてから
考えてみようと思うのだった。
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霊山寺。お遍路の一番の番号がついたお寺
中がキレイ
この格好で街中を歩くのに抵抗がある。四国にいるあいだはあまり抵抗を感じないのだろうか。全身モンベル製品で販売してくれたら、、、
ベートーヴェンの像。なぜにこんなとろに!?と思っていたら、この近辺では第一次世界大戦で捕虜になったドイツ人たちが、ここで演奏会を開催(自由な生活が認められていた)。ベートーヴェンの「第九」が披露されたことを記念して像が立てられている、、、らしい。
徳島ラーメンが食べられるお店
徳島ラーメンは濃厚なスープが特徴的で、
生卵を乗せて食べるのが一般的。ご飯と合うということで(この店ではご飯が無料でお代わり自由)、普段やらないラーメンライスに挑戦。めちゃくちゃ合う!! あっという間にご飯一杯完食。
二杯目はお代わり無料の生卵を乗せて卵かけご飯。ーー完璧だった。最後に、残ったスープにご飯と卵で雑炊にして食べるところまでパーフェクト! 徳島ラーメン恐るべしである。