チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

慎太郎がゆく

 


どうもリョウスケです

 


旅143日目

2022年11月5日土曜日

天気 はれ

高知[安芸市室戸市

 


彼のファンになりました。

ーー中岡慎太郎

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彼の大ファンになりました。

 


わたしはやっぱり龍馬が好きで

日本の未来のため

脱藩し、命を狙われてまで邁進する姿に

人として尊敬してやまない。

 


薩長同盟の橋渡し

海援隊の設立

大政奉還後藤象二郎に提案

 


どれをとっても

彼なしではなし得なかった

と言っても過言ではないほどに

彼の存在は、

幕末において日本の未来を左右する

超重要人物なのである。

 


と思っていたが、、、

 


実は彼の他にもう一人、

日本の未来のため命懸けで奔走した男がいた。

 

中岡慎太郎その人である。

 


彼が成し遂げたことで言うと、、、


薩長同盟の橋渡し

陸援隊の設立

大政奉還のために尽力

 


と、ほぼほぼ龍馬と同じ功績を成し遂げていた。

というよりも、

龍馬ができなかったことを中岡慎太郎がやり

中岡慎太郎ができなかったことを龍馬がやり

二人の力があってこそ、

数々の歴史的功績へと結びついたのである。

 

 

 

と言うことを知って、

まず驚いたのは知名度だ。

 


名前は有名だが、龍馬ほどではない。

功績は偉大だが、龍馬に全て持っていかれている。

 


龍馬と同じだけの功績を残し

歴史の偉人たちにも認められ

龍馬と共に近江屋で暗殺されたのに、

彼と龍馬とでは

世間での認知度に差がありすぎるのである。

 


竜馬がゆく」はあっても

「慎太郎がゆく」はない。

 


龍馬伝」はあっても

「慎太郎伝」はない。

 


そういえば中岡慎太郎館に入館してから

退館するまでの間、

観覧客が自分一人しかいなかった。

 


今日は土曜日である。本来なら

どこの観光地も人でいっぱいのはずなのに、

最後まで誰一人として現れなかった。

 


先日坂本龍馬記念館に訪れたときは、

平日にも関わらず

客が絶えない人気の観光地だったのに、、、

 

 

 

わかるよ。わかる。

こういうことってあるんだよね。

どんなに頑張ったところで

縁の下の力持ち。

表に立つ人間には所詮敵わない。

 


龍馬はきっとアピールがうまかったのだろうな。

彼も裏方だったかもしれないけど、

前に出るのが大好きな裏方だったのだと思う。

 


でも歴史の事実を読み解くと、

中岡さんの方が彼よりずっと先に

薩長同盟に奔走し

大政奉還にも積極的に働きかけている。

 


本当はもっと認められていいのに

君はきっとウブだから

日本の未来が良くなれば

自分のことなんて

別にどうでも良かった人なんだろうな。

 


うん、わかるよ。わかる。

君の偉大さは、

わたしの心にしっかりと受け継がれた。

 


龍馬もやっぱり好きだけど

あんたも好きだよ。

 


龍馬の、次に、、、だけどね。

 

 

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f:id:kryo428:20221113220342j:image中岡慎太郎館。さまざまな資料を通して、中岡慎太郎の生涯と功績を分かりやすく説明してくれる資料館。ドラマ仕立ての映像なんかもあって、結構面白かった。


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f:id:kryo428:20221113220334j:image後ろの風景からもわかるように、かなり山奥にある小さな村が中岡慎太郎の生誕地。資料館もここにあるので、まあ仕方ない気もする。資料館だけでももっと街の方に作っても良かったのに、、、


f:id:kryo428:20221113220347j:image中岡家を復元した建物がすぐ側にある。


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f:id:kryo428:20221113220338j:image中岡慎太郎は笑顔の写真が何枚か残っている。当時笑顔で写真に写っているのはかなり珍しいらしい。


f:id:kryo428:20221113220212j:imageあの岩場から飛び込んだとか、込んでないとか、、、

 

f:id:kryo428:20221113220216j:imageゆず。