どうもリョウスケです
旅106日目
2022年9月25日日曜日
天気 はれ
山口→広島[岩国市→宮島→広島市]
日本三景もいよいよ三つ目
宮島へと訪れる。
宮島は広島県のトップ観光地だ。
年柄年中客の絶えない
超絶人気の大観光地である。
中でも一番の見どころは海に浮かぶ鳥居で
満潮時と干潮時によって景色が変わるその鳥居は
満潮時だと海に浮かんで見え、
干潮時だと陸地にたたずむ姿が見れる
時間によって二つの景色が堪能できる宮島は
世界遺産たり得る美しさ
、、、のはずだった。
なんだあの鉄骨は!!
美しい赤い鳥居の姿が黒い鉄骨によって
ほとんど覆われてしまっている。
話によれば2019年から続く大修理が現在も行われていて、
来年の春までその全貌が見られないという。
ーーなぜなんだ!?
これは別に修理理由を問いかけているのではない。なぜこのタイミングなんだと、己の運のなさを嘆いているのだ。
だってそうではないか。来年の三月に完成予定であるならば、
あと半年ほどのことである。
これがまだ修理が始まって間もない時期だとか
まだまだ半ばであるならば、
こんな悔しい思いはしなかった。
あと半年なんて
待つとなれば長いけど
待たずに過ごせばあっという間な期間である。
この中途半端さがわたしをより複雑な気持ちにさせた。
しばらく待ってもう一度来ようとまでは思わない。
だが諦めるにはどこか惜しいと感じる。
一期一会な旅のジレンマは、
ふとした時に押し寄せてくるから対処ができない。
受け入れるしかないのだなと
夕日に沈む鳥居であると思われるものに向かって
いつまでも嘆くのだった、、、
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広島へ。
からの宮島へ。宮島口からだと片道180円で行ける
宮島は平清盛が人生で幾度も訪れた場所。現在の厳島神社を建立したのも平清盛
街には鹿が普通にいる。普通にいすぎるぐらいに普通にいる。人間を襲うことは滅多にないが、人によってはなぜか追いかけてきたりする。
厳島神社はとにかく美しい。赤を基調とした装飾は、遠く眺めてみても、近く中から見学しても、とにかく厳島神社は美しい。
鉄骨に隠れた鳥居でも、人は絶えずに人気である。日本人のミーハー魂がそうさせるのだろうか。
島全体がほぼ観光地でできた宮島は、街の中も風情があって楽しい。
こんなところにまで、、、
ウリボーを探せ!
ロープウェイ代をケチって山登り。
1時間ほどで登頂!コメント欄にはお金をケチって徒歩で登るのはやめた方が良いと書かれていたが、楽勝! わたしのケチ魂を舐めるなと言いたい。
こんなところにも!? と思ったが、よく考えたらこんなところにこそいるべきはずの獣だった。
夕方になると干潮に
歩いて鳥居の近くまで行くことが可能になる。数年前までは幕があって一切見えなかったらしいが、現在ではこれでも少しだけ見えるようになったのだとか。
宮島といえば牡蠣にあなご飯にもみじ饅頭と、食べたいものがいっぱいあった。散々悩んだ挙句、ふと通りかかったスライムが目に入って即優勝
こんなやつ。青いドロっとした液体を付けて食べる。
かわいい
青いの付けたらスライムになるのでは! と思ったけど全然ならなかった。
時間が経つとまた水が増えていく。少し切ないのは何故だろう