どうもリョウスケです
旅44日目
2022年6月30日木曜日
天気 晴れ
人生で初めて砂風呂を体験した。
指宿は砂風呂で有名だ。
海辺の砂浜に作られた特設会場で
浴衣を一枚羽織っただけの格好になると
筋骨隆々なお兄さん集団によって
顔以外すべて砂に埋められる。
天然のサウナに近く、
じっとりと砂の高温質さが
徐々に体を温めて、
いつの間にか体中から汗が滝のように流れ落ちた。
一般的に十分が目安とされている。
この10分間が
長いような短いような不思議な10分間だった。
砂風呂体験は、
三段階の感情の変化が起きる。
まず初めに、
砂に横になるとスコップを持った
お兄さんたちに、
両脇から砂を体中にぶっかけられる。
砂をぶっかけられる、、、
という体験をこれまでしたことがなかったわたしは
それだけですでに動揺。
以外にも砂が体に重くのし掛かり
ぐっと抑えつけられて軽く身動きが取れない
状態にまでなり
少しプチパニックを起こす。
次に襲って来るのはおかしみだった。
知らない土地で
知らない人の手によって
砂浜に埋められている現実が、
ふと冷静になると可笑しい。
左隣の人も首元まで砂に埋められ
右隣の人はこれから砂に埋められようとしていて
なんでみんな従順に砂に埋められるのか
それがなんだか可笑しい。
誰にも悟られないように笑いを堪えるのに
必死だった。
そして最後に訪れるのは無である。
無の境地に達すると、
頭がポカーンと空っぽになり
普段あまり注目することの少ない、
雲の形に芸術性を感じて感動したりする。
そうこうしているうちに10分間に到達。
ぐっと力を入れて起き上がると
クソ暑かった外気がこの瞬間だけ涼しくなる。
ととのうとは
こんな感じなのかなあと砂を落として
三日ぶりの風呂に入った。
人生で初めての砂風呂体験は
不思議な時間だった。
またやってみたいなと思いつつ
だけどあまりリピートするものでも
ないようにも思う。
一度だけの貴重な体験として心に留めておくのも
またそれもいいかもしれない。
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前日とうってかわって晴れ渡っとる。おかげで綺麗な開聞岳が拝めてよかった。願わくば前日も、、、
日本最南端の駅。景色も雰囲気も良かった。数少ない電車の時刻にたまたま出会したのも嬉しい偶然である。
長崎鼻という名の岬。各地にある浦島太郎伝説が語られている場所の一つ。
竜宮城みたいな神社がある。
知林ヶ島ーー干潮時は島に渡る道が出現する。およそ１キロぐらいあり、歩くと30分ほどかかってしまう。
魚の鰭みたいな貝殻みたいな物質のやつが落ちてる。本当に貝殻なのか魚の鰭なのかは謎。
島に着くと観光案内のおじさんが2人日陰に座ってるだけで、特に何もない。ちょっとした達成感だけ味わうことができる。
滋賀の漢字がわからなかったおじさんに100円で買わされた。断れなかった自分が悔しい。
みなさん恋しますか？
