チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

特攻兵の気持ち

 


どうもリョウスケです

 


旅42日目

2022年6月28日火曜日

天気 晴れ

鹿児島[南さつま市→知覧]

 

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知覧といえば特攻隊基地のあった場所である。

今ではその面影もほとんど見られないが、

現在の街の真ん中には

国内一の大きな滑走路が存在した。

 


ここから前戦であった沖縄に向け

特攻隊の飛行機が

何百機と飛び立ち帰らぬものとなったと言う。

 

 

 

正直特攻で死んでいった人たちの気持ちは

想像することもできない。

震えるほど怖かったはずなのに、

仲間や家族の前ではお国のためにと

気丈に振る舞い

泣き言一つ言わずに死んでいく。

 


わからない。

なぜそんなことができたんだろう。

 


自分だったら、、、

なんて思わない。思ったって意味がない。

時代も違う。生き方も違う。

環境も、学んできたことも、押し付けられた価値観も

すべてがあの頃とは違う。

 


今は戦争が許せないと言える自由がある。

特攻なんて馬鹿げていると真剣に怒れる自由がある。

 


あの頃とは違うのだ。

違うことが素晴らしく

違うことにとても価値があるのだ。

 


忘れてはいけない。

特攻で亡くなった人がいること

彼らの気持ちがわからないことに意味があると言うこと

 


知覧に来るとそのことを

身に染みて実感することができた。

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水車で動くカラクリ人形のある神社。おもしろそうだなと動くのを待っていたら、どうやら決まった日にしか動かないらしい。待ってた30分を返してください。

 

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知覧の武家屋敷。いくつかのお家のお庭が有名だからと覗くことができる。とは言え、中には実際に住んでる家もあったりするので何だかいけないことをしている気分になった。

 

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急に近代的なものが現れると動揺する


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知覧特攻平和会館ーー特攻隊の概要や特攻兵の家族に宛てた遺書や実際に使われていた飛行機などが展示されている。


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水没して見つかった零戦の残骸。このぼろぼろになった感じが反戦を無言で訴えかけているような気がして、わたしは好きだ。


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三角兵舎は特攻兵が任務に出る直前に寝泊まりする小屋。その復元

 

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