チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

安息の地へ

 


どうもリョウスケです

 

 

 

なんということだ

私はついに見つけてしまった。

 


安息の地・・・

そこに行くには20キロと決して近くもない距離を

車で走行しなければならない。

でもそれがいったいどうしたというのか!

たかが車で

30、40分の道のりを走るだけ。

休みのたびに行きたくなるものだから

燃料の消費が思いのほか激しく

いささか余計なリスクを抱えているが

だからといって、それがいったいどうしたというのか!

 


安息の地・・・それは六日町と呼ばれる

以前にも触れた本屋やイオンのある地域のそばの

駅前にある図書館!

決して近くもない街まで行かなければ図書館すらないというのも問題だが

この図書館が私の願望を最大限に叶えてくれている。

まず、広々とした空間、、

本棚と本棚の間は人が気を使わずにすれ違える

間隔が空いている。

目の高さぐらいに積まれた棚は、

図書館としてはそれ程大きくはない館内を

広く見せる効果があるからか

図書館特有の静寂な

息苦しさのようなものも特に感じない。

蔵書の数に至っては、少し不満はあるものの

それは何か特別な探し物がある場合に限り生じる不満であり、

とにかく無造作にでも

本を読みたいものにとっては、問題は皆無に等しい。

それと、図書館には無くてはならない

居心地の良い読書スペース、、

ワンフロアしかない図書館は中央部分が開けた空間になっており

そこを囲むように円形状に棚が陳列されている

その中央部分には所々に本を読む為のソファーや、

細長い机や椅子が設置されている。

それらのスペースも勿論いいが

それとは別に、私が気に入ったのは入り口奥の壁伝いに長細く設置された

カウンター席である。

壁を向くように取り付けられており、

正面は窓になっている。

机にはデスクライトが等間隔で設置されている。

読書だけでなく

書き物や調べ物にも適した机は、

人との干渉を遠ざけ、自己の世界に容易に入るには

この上なく適した空間になっている。

 


半日でも1日でもそこにじっと座って過ごせてしまう。

腹が減ったら同じ建物内にあるスーパーでパンを買って食べればいい

飽きたら近くの本屋にでも行こうか

 


無敵だ。これで私が懸念するものは何一つとして

存在しなくなった。

新潟にまで来て、他にすることはないのかと

もう一人の堅実な私が問いかけるが

いまはこれで満足だと、

体の髄からそう言っている。