チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

年齢なんて関係ないからという奴ほど年齢を気にしている

 


どうもリョウスケです

 

 

 

旅236日目

山口(萩)

天気  晴れ!!

 

 

 

歴史を生み出した街

萩には世界遺産にも指定されている松下村塾があり

伊藤博文山県有朋高杉晋作木戸孝允といった

明治という新たな時代を作り上げた立役者たちを

多く輩出した私塾がある。

 

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想像していたよりずっと小さな建物で

これでも一度増築されて

今の大きさになったというから驚きだ。

こんな小さな建物から

いまの日本の礎を築いた偉人達が生まれたと考えると

鳥肌が立つ。

 


そんな松下村塾を主宰し子弟に教育を施していたのが

有名な吉田松陰であり

彼の生涯を蝋人形で再現した記念館が近くにあった。

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有名な場面を蝋人形で表している

 

恥ずかしながら偏った歴史の知識しか持ち合わせていない私は

吉田松陰のことをふわっとしか知らなかったが、

この記念館で学ぶうちに

彼の熱き改革への想いがあってこそ、

明治という時代を切り開き

他国に負けない産業国家を築き上げたことがわかると

偉大な人物に感服せざる負えない。。

ただ私が一番驚愕して震え上がった事実が

そんな彼の偉業より何より、、、

 


30歳で死去ーーー

 


え、てことは20代で

松下村塾を開いて人に教えを説いていたと、、

20代で若き偉大な塾生を育て

百年以上先の未来まで歴史に名を刻んでいると、、

 


これはもう驚きなんて小さな表現で表したくないほど

驚愕の事実である。。

肖像画吉田松陰の落ち着きからし

5、60歳は超えていないと納得がいかない。

 


これはサザエさん現象とも言うべきか

実はサザエさんは24才で

まだアラサーにも到達していない若い女性だったと

初めて知った時くらいの衝撃だ。

 

 

 

自分に置き換えて考えてしまうと

彼の偉大なる人生に比べ

我がアリンコ程度のちっぽけ過ぎる人生は

遺憾として反省が尽きない。。

 


私は何をやっていたのだろう、、

神社に行く度、

神頼みだけで大きなことを成し遂げようと

お参りに勤しむ事ばかりで

普段はスーパーで

1円でも安いパンを買おうと何件もお店を梯子して

そこに費やした

莫大な時間と労力は

もっと他に有意義に使えなかったのだろうか。。

反省が尽きない。。

松陰先生の爪の垢が薬局で3割引で売っていたら

間違いなく買いに行こう、、

その際は莫大な時間と労力を費やしてでも

手に入れたいと思う。

 


。。。

 


けっきょく反省はしても

なにも変わることのない我が人生である。

 

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                                 つづく

リョウスケ

 

 

 

100名城  萩城

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大きな水堀で囲まれた城郭を橋で渡ると

石垣で築かれた塀がお城を囲っている。

そこを抜けると、中は広いのんびりとした公園があって

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他は神社と大きな庭園と茶室がある程度で

特に何も残っていない。

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このお城の見所は現存する天守台だろうか。

石垣で作られたそれは、

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遠くからでも目を引く大きさである。

上に登ると城全体を見渡すことができて気持ちがいい。

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萩城は毛利輝元関ヶ原の戦に負けた後に

萩に築いたお城である。

それから数百年ものあいだ、萩は毛利家が治めており

明治の廃城令によって石垣だけが残っている


萩城は平山城で城の正面に聳える

指月山の山頂にも要害としてお城が築かれていた。

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とにかく蚊が異常なほど多いので

登ったら後悔する。

 

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毛利輝元さん


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現存する長屋武家屋敷


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吉田松陰が幽囚されていた家

この家の側に松下村塾がある
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幽囚されていた3畳半の小さい部屋


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松下村塾に通っていた偉大な塾生たち


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萩の反射炉


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恵比寿が鼻造船所跡

どちらも世界遺産に指定されている


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