チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

台風がくるらしい

 


どうもリョウスケです

 

 

 

旅193日目

石川(道の駅→珠洲

天気  くもりはれ

 

 

 

台風が近付いてきているという。

これは難解な問題である

 


どこでどのように過ごすべきか考えなくてはならない。。

 

 

 

強風、豪雨、、

それらに耐えられ尚且つ長時間ものあいだ

気兼ねなく過ごせる空間

 


ぱっと思い浮かんだのが図書館である。

 


クーラーが効いた快適空間で本を読み耽っていれば

時間など忘れて過ごすことができるだろう

 


ならば図書館やコンビニなど

ある程度のものが揃った町までは走らなければならない。

 


今後のことを思えば、

今日中に少しでも距離を走っておくことも重要である。

 


地図を開くと珠洲町という能登半島の最北端より少し手前の町が

割と絶妙に栄えていそうで

道の駅なんかもあり都合が良さそうだと

目指すことにした。

 

 

 

午前中は曇っていたお陰で暑苦しくなく

走ることができた。

昼からは太陽が「おっす!」とギラギラと輝いた

厭らしい笑顔を振りまいて

ガンガンと照りつけるものだから、

暑い!より痛い!と感じながら走り続ける。

 

 

 

途中「恋路海岸」などという

独り身の私にとっては胸糞悪い名前の海岸があり、

鼻を鳴らして通り過ぎようかとも思ったが

ここはあえて

胸糞悪い思いに飛び込んでやろうと

少し寄り道。

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実際の名前の由来は助三郎と鍋乃という男女の少し悲しい

物語からきているそうなのだが、

それを知ってか知らずか

周りはカップルと楽しそうな家族連れ。

幸いにもこの時、台風の影響から尋常でない暑さがピークを迎え

日差しの下をイチャつけるような余裕など

人間には不可能であったため

誰もが暑い暑いと顔を顰めて足早に立ちさっていく様は

胸糞悪いどころか

むしろいい気味だと性格の悪さが内側から滲み出たところで

人ごとではない猛暑に

私も逃げるように海岸から立ち去ることにした。。

 

 

 

14時を過ぎた頃、

ようやく目的の町までたどり着く。

台風が過ぎ去るまで

しばらくはこの町でお世話になることだろう。

 


図書館にも少しお邪魔したところ

想像していたより環境が整った清潔感のある図書館で

これはありがたい

 


周りは地元の人と思われる親子や学生が大半だが

ここは多目にみてもらおう

外から来た自称旅人が地元の図書館を使用してはいけない

などというルールはないのだから

 

 

 


                              つづく

リョウスケ

 

 

 

《ギャラリー集》

 

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昔行われていた漁に使われていた櫓


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ギネスに載ったことがある土器


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廃線になった電車のトンネル跡


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助三郎と鍋乃

この像を作った人と北海道のクラーク像を作った人物は同じらしい


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近くには恋路駅という名前の駅があった。