どうもリョウスケです
旅178日目
長野(安曇野→白馬)
天気 晴れくもり
いわさきちひろ美術館は東京と長野に一つずつある。
主に東京で暮らしていた彼女は
戦時中の幼き頃に親元のある長野に疎開していた時期があり
それがきっかけで
長野にも美術館が建てられている。
ちなみに館長は東京も長野も黒柳徹子が勤めていて
著書の窓際のトットちゃんでは
表紙と挿絵に岩崎ちひろの絵が使用されている。
広い公園には一面に芝生が生えていて
所々に綺麗な花が植えられている公園の敷地の真ん中に
美術館が建っている。
いわさきちひろの絵はよく見たことがある。
年に数回だけ行く祖母の家のトイレに
彼女の絵が貼られていた記憶があり、それをよく目にしていた。
優しく微笑む少女の絵が
とても強く印象に残っている。
あまり記憶にはないが、絵本もどこかで読んだかもしれない
原画を見るのは初めてだった。
いつも期間を決めて違うコンセプトで絵を展示するやり方なのか
いつも同じなのかはわからないが、
今日のこの日は
彼女が描くアンデルセン童画がメインで展示されていた。
おやゆび姫、人魚姫、赤い靴、絵のない絵本
彼女は生前アンデルセンの物語をたくさん絵本にして残している。
原画はどれも素敵で、
少年少女たちの絵は、温かさと優しさと切なさと
様々な感情が一枚の絵から伝わってくる。
東京の方はまだ行ったことがない。
彼の地を通過した頃は候補にも入っていなかったが
今になると行っておけばよかった
と後悔している。
昨年は生誕100周年記念の特別展を開催していたらしいし、、
でもこれも巡り合わせである。
長野に来て興味を抱いて美術館に訪れて感銘を受けた。
いずれは東京の方にも行くだろう
この旅ではこうやって
興味の幅とか
好きなものとかが
広がって繋がっていけたら楽しい。
つづく
リョウスケ
窓際のトットちゃんに登場するトモエ学園の教室をイメージして
実際の電車を運んできて作られた