どうもリョウスケです
旅176日目
長野(上高地)
天気 雨はれ
上高地は涼しい。
避暑地とあって気温が17度前後と少し肌寒いときもあるが、
昼間はどちらかというと涼しいと感じる。
全国では猛暑日に突入し
熱中症を懸念するニュースが飛び交っている中、
私は上着一枚で少し心配になりながら歩いている。
昨日はキャンプ場から梓川を南に降っていった
今日は北に向かって歩こうと思う。
今回上高地では二泊しようと考えているので、
テントは張った状態のまま
余計な荷物もそこに置いておく事ができるから有り難い。
キャンプ場から北にまっすぐ
川沿いを歩き
時に林道を歩き
水のせせらぎや木々のさざめき鳥のさえずりに
耳を傾けながら
ゆっくりゆっくりと歩いていく。
向かいからすれ違う人もみんな歩き
ときに「こんにちは」と挨拶をしてくださる人がいて
遅れながらも「こんにちは」と
すれ違うギリギリのところで挨拶を返しながら
目的地へと向かう。
途中明神という場所に着き
少し一服。。
人々が食堂でカレーライスを食べる中
私は事前に持ってきたスーパーで一つ70円が半額になった
おにぎりを二つ貪る。
ここからさらに3キロ
道なりに歩く。
さすがに少し疲れてきた、、
自転車で3キロというと15分もあれば楽勝でたどり着く
距離なのに
歩きで3キロ、しかも足場の悪い道を歩くとなると
かなり体力を消耗するらしい。。
元気なおじいちゃんおばあちゃんに後ろから抜かされる
それにしてもみんな元気だ。
どこに行ってもお年寄りのフルパワーには勝てないと思うことが
よくある。
自分が年を取って、
誰からもジジイと呼ばれるようになった時
私も同じようにフルパワーで山岳地帯を歩けるだろうか、、
うーん、、体力云々の前に、
とりあえず毎日カップ麺生活をしている時点で
将来は捨てているようなものかもしれない。
とにかく今は、そんな先の将来より
楽しい今を乗り切ろうと思う。
それにしたって3キロは遠い、、
1時間ほどかけ、ようやくそれらしい場所にたどり着いた
「徳沢」
現キャンプ場であるここは、
昔は牧場として牛が放牧されていたらしく
その草原を利用して
いまではキャンプ場として営業されている。
小説の舞台としても描かれたことがあるそうで
非常に人気の高いキャンプ場である。
実は最初にキャンプ場選びをした時に、ここを最有力候補として
考えていた。
ところが距離を見て、さらに自分の荷物を考え、
それが現実的ではないなと諦めた。
いまでは諦めて正解だったと息を切らしながらふと思う
それにしても、着いて最初に受けたイメージとして
ここはなんだかまるでRPGの世界のようだ。
長い道のりを歩き
アスファルトではない自然の地面を踏みしめ
すれ違う人もみな大きな荷物を背負った旅人のようで
やっとの思いで辿り着いたここは、
どことなく賑やかな街を連想させてくれる。
いまでこそゲームの世界でしか味わえない感覚であるが
江戸時代の頃まではこれが当たり前だったのかな、、
と思うと、大昔の人は大変だ。。
貴重な経験をしている。
ふ〜っと一呼吸置いて
来た道を引き返す。
帰りは6キロの長い道のり
旅はまだまだ続きそうだ。。。
つづく
リョウスケ
水
明神池
ここだけ参拝料がすこし必要
猿がいた!?
めっちゃいる!?
観察してたら怒り出した。。
すいません