どうもリョウスケです
旅168日目
長野（小諸→軽井沢）
天気 くもり時折雨
軽井沢とはよく聞く地名である。
行くのは初めてで、観光地としても有名なら、別荘地としても
有名な地域だと認識しているが、
どのような所で、何があるのかまでは把握していない。
割と山深い避暑地にある軽井沢へは、小諸からも緩い坂を登り続けて
ようやく辿り着いた感覚で、
長野はどこに行くにも山を登るか降りるかしなければ
ならない気がする。
20日の今日は、週末でもあり、学校の夏休み初日ともあってか
軽井沢などという全国的にも、
遠く離れた滋賀県民の無知な私でさえ知っていた観光地なのだから、
人も溢れるように多く
それとも普段からこうなのかもしれないが、
全体的に落ち着いた雰囲気があるところなだけに
ちょっと残念な気持ちも、、
なぜこんな日に、こんなところに、
こんなタイミングで、、
これもまた巡り合わせなので仕方がない。
まず行きたかったのは「白糸の滝」である。
ここに行くには急坂をひたすら登る必要がありそうだが
美しい景観へは
無理をしてでも行ってみたい。
白糸の滝と言われると、うーん、どこかで聞いたことが
あるような、、
それも一度ではないような気がする。
名前の表現としては情景をうまく伝えていてとても美しいと思うが
日本にやたらとある滝の中では
割と被りやすい表現なのだろうか。
オリジナリティが乏しいのが非常に残念な気がする。
自転車で山を登っていく。
もう山道がしんどいだなどと言うのも、自己表現が少ないことが
露呈するだけと
使いたくはないのだが、、うーん、、しんどい。
それでも2時間登り続け、
あとは次の交差点を右に曲がって3キロ進むだけと思った先の
右折道路が、
なんと「有料」と書かれいていた。。
これは自転車乗りを奈落に突き落とすようなもので
基本的に自動車有料道路は
徒歩、自転車、原付などの走行を認めていない。
ここも例外ではなく、
自転車通行禁止の看板が目に入った。
絶望ではあるけれど、１つの光明としては
歩行者用の遊歩道があった！
自転車を置いて行かなければならないのと
山道を進む、しかも3キロの道のりは楽ではなさそう。
だが他に方法がない以上、
突き進むしかない。
〈クマ注意の看板が入り口に〉
クマが出る、、かもしれない道は
やたらと静かで
さっきまでの観光客の騒がしさは何処へやら。。
こんなことでもない限り
この道から滝に向かう人はどうやらいないらしい。
怖いのと熊除けの意味を含めて音楽を鳴らしながら大声で歌うこと
一時間ちょい、、
声が枯れそうになってきた頃合いで、
やっとの思いで白糸の滝へと辿り着いた。
「白糸の滝」
私の目線の少し上ぐらいの高さから流れ落ちる滝は
横幅がとにかく長く
ゆるいカーブを描くように続いている。
やっぱりここでも人が多すぎるのは
少し残念に思うが、
それと引き換えにしてもキレイな景観は、
確かに細く白い糸をたくさん束ねているように見え
「白糸」という表現がしっくりくるのも事実。
白糸の滝とはオリジナリティに欠けるが
間近で見ると、その表現が一番ベストかもしれないと思わせる
美しい滝だった。
少し悔しいが認めよう。ここは白糸の滝
つづく
リョウスケ
《ギャラリー集》
木で作った置物がちらほらと置いてあって
なんかいい感じ
浅間山が目の前に見える
ハルニレテラスという商業施設
傘の飾り付けが当日の雨とマッチしていい感じだった
長野名物 おやき
中身はキノコの佃煮みたいなやつ
野沢菜が入っていたり、茄子が入っていたり色々ある。
滝を見たらまた3キロのクマが出るかもしれない
道を歩く、、
帰りはMr.Childrenナンバーで
