チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

将棋とさくらんぼとライオン

 


どうもリョウスケです

 

 

 

旅148日目

山形(村上→天童市

天気  曇り雨

 

 

f:id:kryo428:20190625101701j:image

天童市にやって来た。

将棋の街と呼ばれる天童市だけあって

あらゆるところに将棋が溢れている。

 


橋には駒の名前がついていて、

歩道には詰将棋が書いてあり

マンホールや時計やポストにまで将棋の駒があったり

将棋尽くしの街である。

f:id:kryo428:20190625101920j:image
f:id:kryo428:20190625101917j:image
f:id:kryo428:20190625101914j:image

 

なにやら天童は将棋の駒の生産量が日本の90%以上を締めており

将棋の駒のほとんどを、ここ天童で生産していると

言っても過言ではない。

それだけに将棋があちらこちらと溢れているようで

f:id:kryo428:20190625101949j:image

こんな所にも将棋の駒、、

 


天童市では毎年春になると、

天童公園と呼ばれる小高い山の上にある公園で

人間将棋というイベントが行われる。

人間将棋とは、

人が駒に扮し、大きな広場に8×8に引かれた将棋の升目の上で

実際にプロ棋士同士が、将棋を指すように

人間を使って将棋を行う天童市の春の風物詩である。

 


残念ながらイベント自体は5月に行われるので

既にとっくに終わっているのだが、

会場自体はいつでも見られるようになっていて

大きなマスの上にも立つことができた。

想像するしかないが、

ここに立つと何だか興味をそそられる。

f:id:kryo428:20190625102209j:image
f:id:kryo428:20190625102213j:image
f:id:kryo428:20190625102217j:image


人間将棋とはどんなイベントなのか、、

桜が咲き乱れ

たくさんのギャラリーがいる中、大きな盤上で行われる将棋は

さぞ見応えがあるに違いない

 


そばに階段状に客席があり

そこから眺めると本当に将棋の盤のように

8×8のマスがはっきりと見える。

f:id:kryo428:20190625102354j:image

実際に見物してみたいものだ


ちなみに、将棋のルールはうろ覚えで、

ほとんど知らないと言ってもいい程度でしかないが

最近の将棋のニュースを見てると、

知らないにも関わらずとても興奮することが沢山起きていて

なにより将棋マンガにどっぷりとハマってる私は

もう既に将棋好きと言ってもよく。

ただ、ルールはイマイチ把握しておらず

駒の種類も全部言えるかいささか不安なだけだが、

間違いなく私は将棋が好きである!

 

 

。。。。。

 

 


山形といえばさくらんぼで、

さくらんぼの旬は6月下旬から7月上旬にかけて、、

つまり、まさにいま!!

是非ともさくらんぼを使ったデザートを食べるしかない

 

f:id:kryo428:20190625102507j:image
山形は少し街から逸れると果樹園がたくさんあり

とくに日本で一番の生産量を誇る

サクランボ畑は至る所で目にすることが出来る。

本当ならば、

さくらんぼをより堪能したければさくらんぼ狩りなるものに

参加するのが一番ベストかもしれない。

だがこれには訳があり、

以前道の駅で知り合った地元のおじさんから

さくらんぼを1パック頂いたことがあったのだが、

食べきるのに2日かかった。

それで分かったことは、一度に食べる量はその半分くらいで

十分であり、

それ以上は受け付けない。

基本さくらんぼ狩りは30分1300円くらいが平均で

私のポテンシャルでは

30分という時間制限の中では、

以前食べたひとパックを超える量を食べるのは厳しい。

大概販売されているさくらんぼを見るに

ひとパックがだいたい500円ほどで売られていることが多く

つまり確実に、さくらんぼ狩りに参加しようものなら

値段負けするのがオチで

だから、つまり、、と

グチグチとほざきながら、さくらんぼパフェを食べることで

満足することにした。

 


貧乏性は無駄に不毛な計算をすぐにしたがる、、

 

 

 

 

f:id:kryo428:20190625101511j:image
採れたての数種類のさくらんぼをこれでもかと乗っけた

さくらんぼパフェ

見た目はどれも同じように見えるし

味もはっきりと区別が出来るわけではないが

酸味は少しずつ違い。

すごく甘いのや、少し酸味が強いのもあり、

生クリームや間に入ったアイスクリームととても相性がいい

 


私は甘いスイーツが好きな方だが、

女性が特に好む男性には手が出しにくいスイーツがあり

そのトップクラスがパフェとパンケーキで

そのパフェをこうして

一人黙々とカフェで食べている。

もちろん少し恥ずかしさもあるし、

あまり人に見られたくない羞恥心を抱えていることも事実で

だけどそんなことの為に山形を満喫できないのなら

こんな旅はやめてしまえ!

と思う私は、恥も外聞も捨て去り、

さくらんぼパフェを一人で微笑みながら食べている。

なんと幸せなことか。。

気がつくとあっという間に食べ終えてしまった。

季節によっていろんなフルーツを生産する山形では一年中何かしら

フルーツを作っている。

次来たら今度は違うパフェを食べよう

山形とは、

男だろうと一人だろうと気にせずパフェが食べられる

そんな幸せな地域だと思う。

 

 

 

                                        つづく

リョウスケ

 

 

 

f:id:kryo428:20190625102543j:image

天童駅には将棋記念館があり、

将棋の歴史や駒の作り方やその過程

伝統を知ることができる。

昔は職人が丹念に一つ一つ手作業で作っていた将棋の駒だが

今では機械でほとんど作られていて、

それでも未だに高級な駒は、職人が手作業で木を削り、字を掘ったり

書いたりして作られている。

一人前と呼ばれるまでに何年もかかる職人の技、、

美しい日本の伝統芸術である。

職人の仕事は、どれだけ機械が発達しても

消えることはないのだろう、、と

そう願いたい。

 

 

f:id:kryo428:20190625102846j:image

やばいよ!!


f:id:kryo428:20190625102900j:image

何気にこれが見たくて天童市に来たようなもの

本当にあったよ!!

島田さーーん!!!


f:id:kryo428:20190625102843j:image
f:id:kryo428:20190625102905j:image

玉こんにゃくを食べた

一本100円で安くておいしい

上のが餅こんにゃく

本当に餅みたいな食感、、というか餅


f:id:kryo428:20190625102852j:image

絵の背景になってる橋だった


f:id:kryo428:20190625102856j:image

歩の橋だけは歩だけに歩行者専用の橋になっているのが面白い

 

f:id:kryo428:20190625102849j:image

王将!!