チャリ旅日記

旅のことや日常のことを気ままに綴るよ

チャリで札幌の街を走る

どうもリョウスケです

 


旅113日目

北海道(札幌)

天気 曇り からの 晴れ

 


今日は自転車で回れる範囲を

観光しようと思う。

 


まず向かったのが北海道神宮

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北海道開拓初期から存在する由緒ある神社

北海道にはこういった神社は少ない

今年で開拓150周年

それまでアイヌ文化の中にあった北海道は

日本の文化としては歴史が浅い

だからなのか

他の地域にあるような

何百年、何千年の歴史を誇る寺社仏閣のような、古い歴史が持つ威厳というか

神秘性のような

うーん。。言葉で表すのは難しいが

背負っている重みのような、、

 


例えば木で表現するなら

若くて細長い木と

何百年もそこに在り続ける太い大木とでは

同じ木でも印象が違う。

 


どちらが良いとか悪いとかではないのだが

北海道にある神社と

日本のどこかにある歴史の深い神社とでは

やっぱり印象や

その神社が纏う空気が違う。

 


だから北海道神宮は割と珍しくそんな歴史の深い神社と同じだけの

印象を肌で感じることができた。

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次に向かったのが

札幌オリンピックのスキージャンプの舞台になった大倉山ジャンプ競技場

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ここには大きなスキージャンプのコースが一つドンっ!とあり

リフトで上まで登る事もできる。

 


ジャンプ競技場自体は長野でも見たことあるのだが

これだけ至近距離で、

まして上まで登るなんてことは

人生で初めてだった。

 

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着地部分のパネルの張り替え作業中だった
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ジャンプする部分
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滑走する部分


リフトを登ってスタート地点の近くまで

さすがに間近までは近寄れなかったが

少し上の展望台から見下ろす形でコースを見ることができる

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すごく高い!!

そしてすごい傾斜である

これを選手は直角で真っ直ぐ滑り

途中のジャンプ台から飛ぶ

素人がやれば

ただの自殺行為である。

つくづくすごい競技だと感じる。

 


私も多少スキー経験があるのだが

スキーとスキージャンプでは

同じスキー競技として並べるのには違和感があるほど違う。

私の個人的感覚で言うなら

水泳の100メートル自由形と飛び込みの競技ぐらい違う。

自由形の選手に空中で技を決めるのは不可能だ

共通点はプールで水着を着ているということぐらいだろう

それと同じような感覚である。

 


展望台からの景色はジャンプ台が見下ろせるだけでなく

札幌全体がここから見渡せる。

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着いた瞬間は雲が空を覆っていたが

リフトで上まで登ってきた辺りから晴れ間が見え始め

とても景色が美しい。

やはりこうでなくてはならない。。

 

 

 

札幌駅近くまで戻りジンギスカンを食べた後、

自転車で10キロ走り羊ヶ丘展望台へと向かった。

また展望台かと思うかもしれないが

ここに来た目的は展望台にあらず

 


お久しぶりです! 

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クラーク博士~

彼にどうしても会いたかった。

前回の旅でも来たのだが

また来たくなったのは彼に会う為である、、

まるで遠距離の恋人か、離れて暮らす家族のような、、

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この佇まい。

この表情。存在感。

後ろの景色がさらに魅力を引き立て

羊たちが景色に愛嬌をもたらしてくれている

この世の銅像史上最高に

カッコいい!!

甲府駅武田信玄

仙台城伊達政宗

彼らも2割3割増しでカッコよかった。

だが彼ほど絵になる銅像を私はまだ知らない

何とも魅力的である。

果たして本当にクラーク氏はこんなポーズを人前で決めたことがあるのか、

そんな事はどうでもいい

カッコいい。それで十分である。

そして彼が何故こんなにも有名なのか

こんな銅像が建てられることになったのか

それも朧げにしか理解しておらず

知っていることは、

あの名言ととにかく凄い人であるということだけである。

 


気が付いたら写真のフォルダがクラークで埋め尽くされており

いい加減周りから変人と誤解されかねないと思い一旦やめておく、、

 


ここでは大志の誓いなる用紙に自分の目標や叶えたい夢などを書き

クラーク像の下にある穴に入れることで保管してもらうサービスがある

せっかくなのでやってみた。

 


管理事務所に行き用紙を購入

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ペンを借りて大志を書く

恥ずかしいので内容は割愛させていただく

その後、丘にある鐘を鳴らす

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少し控えめに1カランとだけ鳴らし

最後にクラーク像の足の下

ポストのように横に細長く空いた口に紙を入れる。

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この穴が意外と小さく

紙を折らないと入らないのが難儀である。

これでずっと先まで事務所で紙を保管してもらうことができる。

因みに書いた内容を確認したくなったら

訪れた時に名前と紙を入れた日付を伝えると見せて貰える。

 


なかなか恥ずかしいことを書いた。

こういう恥ずかしいことを思い付きで書けるのは一人旅ならではと言える。

誰かと一緒にいたらこんな恥ずかしいことは

なかなかできない

 


日も傾いてきた。

散々写真に収めたクラーク氏を

再度散々写真に収め

惜しみながら展望台を後にする。

さらばクラーク、、

そしてまたいずれ会おうクラーク

 

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夕陽に染まるクラーク氏はジェントル度が増している

ジェントル度ってなんだ!?

 


リョウスケ

 

 

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札幌オリンピックミュージアムに展示されていた昔のスキー板とスケート靴

むき出しの木と竹と、ほんで下駄て

絶対にケガするやつ
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レジェンドがいた!!
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表彰台も置いてあった。そういや台に乗っていないことに今頃気付く、、

一生乗る機会が無いかもしれないのに惜しいことをしてしまった
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ジンギスカン!!

中央が膨らんだ独特な形をした鉄板の上で焼く

思っていたより臭みがなく

非常に美味しかった
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晴れの日のテレビ塔と大通り公園
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名前の通り羊がいる長閑な風景

遠くに見える丸いのが札幌ドーム