どうもリョウスケです
旅60日目
天気 曇りのち小雨のち晴れ
間に合った。
着いたと同時に始まった。
「ねぶた祭り」である
ここ数日、この祭に合わせて予定を組んできたので
かなりほっとしている。
祭自体は2日から行われていて今日7日が最終日となる。
通常ねぶたは夜に街中を運行するのが基本となるが、最終日は昼に運行し、
夜は海上で運行される
なのでせっかくなら昼の街中運行も見たかったので、それに間に合えたのは良かった。
東北三大祭にも名を連ねるねぶた祭りは数百年の歴史を持つ青森の伝統行事である。
民話や歴史のワンシーンを基に作られたねぶたを数十人で引き
太鼓や笛で音頭を取り
ハネトと呼ばれる人たちがその後ろを「ラッセーラ、ラッセーラ」の掛け声と共に
跳ね踊りながら進んで行く
まさに盛大で派手でとにかく賑やか
すべて手作業で作られたねぶたは豪快かつ緻密な立体構造で
3Dなどという概念がなかった時代から
絵から立体的な物を作り上げてきたのかと思うと
日本人特有の職人技が垣間見え
感嘆の粋を超えている
昼間は青森駅から直線通りを大きく口の字に運行される
各団体毎に順番に登場し一定の太鼓の音頭と共に進んで行き
一巡したらそこで終了。
夜はこれを海上の上で行う
浮き台と呼ぶのかは定かではないのだが
海の上を浮いている足場の上にねぶたや太鼓を置き、その周りに人も乗り込み
船で足場ごと引っ張って進む。
何トンもするねぶたを持ち上げ台の上に乗せている光景。下の台ごと船で引っ張る
夜はねぶたにライトアップもされるので、
暗い海の上にねぶたの灯りだけが煌々と光る様はとても美しい。
さらに、
ねぶたの海上運行と合わせて花火大会も同時に行われ、
一万発以上の花火と
煌々と光るねぶたとの共演は
まさに仮面ライダーとスーパー戦隊が一緒に戦うような豪華さがある
、、、違うか。
とにかく綺麗だった。ギリギリだったが本当に見れて良かったと思う。
ただ、凄まじく寒かった、、
昼間から20度前後と低かったがまだ日差しがあったから随分とマシで
夜になると気温も下がり15度ほどに
さらに冷たい風が吹いてくるせいでじっとしていられない
常に見る場所を変えながら観覧する
東北に来れば多少涼しくなるかもしれないと期待していたが
期待通りというよりは、期待以上であり、むしろ期待外れでもあり
寒さに震えながらねぶたを楽しんだ。
次回もしまた来る機会が訪れるなら
ねぶたに防寒具は必須!
これだけは確実に覚えておこうと思う
リョウスケ
写真だと微妙になる。カメラのせいか技術のせいか、常々肉眼に勝るものはないと感じる