どうもリョウスケです
旅46日目
天気 晴れ
飯盛山とはかの白虎隊士19名が一斉に自刃した地として知られている。
いまでは近くに19名全員のお墓が立てられ祀られており
実際に自刃した地には石碑と銅像が立てられている。
白虎隊士の悲劇をここで私がつらづらと書くつもりはないが、
16、7歳という若い青年にも満たない子供たちが強い志と忠誠心を持ち
自ら命を絶ったというにはなかなか感慨深いものがある。
自分だったら、、
などと生きた時代も育った環境も違う己がそれを語るには
あまりにも愚かで不粋である。
良くも悪くもいまの日本に彼らの生き方、そして死に様に共感できる人間は一人としていないだろう。
だからこそ、彼らのことを悲劇などと簡単な表現でまとめられてしまうのだ
それこそ彼らにとっては悲劇でしかない。
などと、
彼らが見たであろう最期の景色をぼんやりと眺めながら
ふと思い耽ってしまった。
続いて向かったのが五色沼
山の間に沼がいくつも密集した地帯があり
その中の五つの沼を五色沼と呼ぶ。
自転車で通過できる場所ではなく、
基本的には徒歩でハイキングのように歩いて見て回るのだが
自転車がなければまた入り口に戻る羽目になるので押しながら行く。
道はかなり凸凹で岩がゴロゴロしていて進みにくいが
階段などがあるわけではないし、道幅も広く進めなくはない。
五つの沼にはそれぞれ色が名前に付いていることが多く、青沼、るり沼、赤沼
言われて見ると確かにとも思うが
赤沼に関しては絶対に違う。
他の沼も大概は青沼、あるいはるり沼である
景色もそれぞれ違って美しいが、
後から写真を見てもどれがどの沼だったかは判別しにくい
その程度には似ているようだ。
今日もまた山をたくさん登っては降りてを繰り返した。福島は山が多い
この地獄のような暑さで山越えはきつい
汗が滝のように滴り落ち、喉はものの数秒で乾き始める。
潤せど潤せど追いつかない
車が横を通過すると車はエアコンがあっていいなと思う。
バイクが横を通過するとバイクはエンジンがあっていいなと思う。
ロードバイクが横を通過するとやっぱり荷物がないのは羨ましいなと思う。
ないものねだりとはこのことか
エアコンもないエンジンもない荷物がなければ生活できない
そんなチャリンコに乗って
今日も明日も暑さに耐えて北を目指す
リョウスケ
さざえ堂
中は螺旋状にスロープになっており上りと下りで道が違う
らーめんらしいね。
日本三大ラーメンの一つ。特徴はあっさりした醤油で、麺はちぢれ麺になっている
この店のチャーシューは分厚く肉厚がすごい。チャーシュー麺を頼むと麺を隠すだけ乗っけて出てくる。
はち切れんばかりにお腹いっぱい