どうもリョウスケです
旅46日目
天気 晴れ
山奥にある
大内宿という所へ行ってみた。
江戸時代の頃、参勤交代の際に江戸へ向かう道中によく利用された宿場町で
いまも文化遺産としてその姿がありのまま
保存されている。
茅葺き屋根の建物が大きい道を挟んで両側に立ち並び、
主にお土産さんやお蕎麦屋さん
カフェや民宿が軒を連ねる。
その情景はまるで江戸時代にタイムスリップしたかのようで
情緒溢れる街並みはどこか現実離れしていて
歩いてみたり
立ち止まってぼーっとしてみたり
ラムネを飲んで写真を撮るだけで気持ちが高揚する。
そして大内宿の名物と言えば
蕎麦である。
何件かある飲食店のほぼ全ての店のメニューに蕎麦があるのだが、
どの店の蕎麦にも統一した特徴としてネギがまるまる一本付いてくるのだが
このネギをお箸の代わりにして麺を掬って食べるのが大内宿での蕎麦の食べ方。
薬味としてのネギでもあるので、
掬って食べながらネギを齧るのが通らしい。
まるで他人から話だけを聞いたら
嘘だ。そんな食べ方あるわけねえだろ
と笑いながら否定するだろう、が
注文したら
本当に、出てきた。
周りを見たら箸にして食べながらネギを齧っている。
ありえない。目の前で見ても
これホントかと半信半疑
恐る恐るネギを持ち蕎麦を掬って食べ
そして、齧る。。
何だろう初めての経験だが
食べれなくはないし
ネギの辛味が蕎麦と合って美味しい
まるで嘘みたいな食べ方だが
本当だった!? だが一口食べる毎に
常識が邪魔をして
私はいったい何をしているんだろうと
自問自答が苦しい。
そもそも、この食べ方は出来なくはない
という話で
正直、100歩譲って、アリかナシかでオブラートに応えるなら
ただただ
食べ辛い、、
ネギはどんなに頑張ったところでネギであり
箸じゃねえ!
当たり前のことに当たり前のように気付いたよ。
そしてネギは直接齧るより細かく刻んだ方が食べやすいに決まっている。
繊維が邪魔をして綺麗に噛み切れない
誰が何の為に始めたのか知らないが
これは珍しい蕎麦の食べ方ができる楽しさを味わうことに意味があるのだろう。
きっとこの食べ方が抜群に美味しいからではないように思う。
そういう意味では楽しかった。全国には変わった食べ物があるのだと
実感することができた。
一つ思うのは間違ってもこの食べ方が主流にならないでほしいと切に願う。。
100名城 鶴ヶ城
戊辰戦争時に一ヶ月間の籠城戦の末に落城
その戦果により
建物はほぼ崩壊し、昭和に入り天守閣だけが新しく建て直された。
割と大きく五階建てで中はよくある博物館の作りになっており近代的
鶴ヶ城ゆかりの資料が展示されている他、
白虎隊ゆかりの地でもあり、
一番上の展望台からは白虎隊士が全員その場で自刃した地、
飯盛山を眺望することができる。
100名城とはいえ大半が城跡であり
城そのものが残っているケースは数えるだけしかなく
その後建て直された城も
始める前に想像していたよりもずっと少ない
大概が石垣や堀だけが残り、
広々とした空間に本丸跡、又は、天守跡と書かれた看板だけがポツンとあるだけ
のことが多かっただけに、
久しぶりに城を見れて嬉しい。
やはり城巡りといえばこうではなくては
面白みが欠ける。
とはいえ一つのお城を立て直すのにどれだけの莫大な費用がかかるか
想像すれば計り知れないので、
このことは胸の中だけにそっと抱いておこう
リョウスケ
お城ボくんだよ!
夜になると花火が始まった!
えてしてたまにこういう巡り合わせに遭遇する